おしりたんてい
『おしりたんてい』は、トロルが創作した魅力的なキャラクターから成るシリーズで、
絵本やアニメなど様々な形で展開されています。このシリーズの中心には、おしりに似た形の顔を持つ名探偵「おしりたんてい」がいて、彼のユニークな姿と行動が多くの子供たちに愛されています。
概要
物語は、名探偵おしりたんていが数々の難事件を鮮やかに解決する様子を描いています。2011年にはiPad専用のアプリとして初めて登場しました。翌年には
ポプラ社から、3~5歳を対象にした
絵本シリーズがスタートし、その後、小学校低学年向けの「おしりたんていファイル」という児童書シリーズも加わりました。これまでに、2020年12月時点で900万部以上が発行されています。引き続き、多くの子供たちに親しまれる本シリーズは、年に数冊ずつ新作も刊行されています。
原作の「トロル」は、田中陽子と深澤将秀という二人のクリエイターによるユニットで、田中は同名のキャラクター企画会社の社長を務めています。
あらすじ
おしりたんていは、さまざまな事件に挑む存在です。その独特な外見と語尾の「フーム、においますね」で、事件解決に向けたヒントを見つけ出します。冷静で紳士的な彼は、レディーに優しい一面も持ちながら、数々の難題を解決します。彼は必殺技を持ち、犯人を追い詰める時には「しつれいこかせていただきます」と言って、強烈な悪臭を放つこともあります。
主なキャラクター
おしりたんてい
本シリーズの主人公で、父から受け継いだチェックのベレー帽がトレードマーク。IQ1104の天才であり、特に甘いものが大好きです。趣味は紅茶を楽しむこと。
ブラウン
おしりたんていの助手で、少しお調子者。甘いものに目がなく、脚が速いです。
かいとうU
おしりたんていのライバルで、大胆不敵な泥棒。美しい物を狙うが、逃げる際には町の人々を巻き込むことも。
アニメ化
2017年に、アニメプロジェクトが発表され、2018年5月からNHK Eテレで放送が始まりました。その後、シリーズは続々と新作が放送され、2023年には新たなエピソードの放送も予定されています。
映画やゲーム
また、『おしりたんてい』は映画化もされ、劇場版『映画 おしりたんてい カレーなる じけん』や『テントウムシいせきの なぞ』など、多くの作品が公開されました。ゲームや
リアル脱出ゲームも展開されており、参加型のコンテンツが増えています。
まとめ
『おしりたんてい』は、創造性豊かなキャラクターとスリリングなストーリーで、多くのファンに支持されています。
絵本、アニメ、映画、ゲームと多岐にわたるメディア展開を通して、これからも新たな冒険が続くことでしょう。