かづの農業協同組合

JAかづの

JAかづの（かづの農業協同組合）は、秋田県鹿角市に本所を構える地域に根ざした農業協同組合です。「JA」の愛称で親しまれ、地域の農業を多角的にサポートしています。

歴史

JAかづのは、1963年3月に鹿角郡内の11の農業協同組合が合併して誕生しました。これは、秋田県内初の広域JAとして、画期的な出来事でした。広範囲をカバーすることにより、より効率的な運営と地域への貢献を目指しました。

1986年6月には、鹿角郡農業協同組合から、現在の「かづの農業協同組合」へと名称を変更しています。

1988年9月には、県北空港建設促進期成同盟会（後の大館能代空港建設促進期成同盟会）に加盟し、地域発展にも尽力しました。

2010年5月には、本所であるかづの厚生病院に出張所（有人店舗）を開設し、地域住民の利便性向上を図りました。

2017年3月27日には、かづの厚生病院出張所を本所に統合。その代替として、本所金融共済部金融課の管轄で、同病院内に店舗外ATMを設置しました。これにより、病院利用者や地域住民の金融サービスへのアクセスを維持しています。

2020年11月30日には、小坂支所と大湯出張所を十和田支所に統合しました。しかし、小坂地区の利便性を考慮し、相談窓口となる小坂プラザを設置しています。

2021年6月には、八幡平支所を花輪支所に統合。同様に、八幡平地区には相談窓口として八幡平プラザを設け、地域住民へのサービスを継続しています。

2022年11月には、小坂プラザを廃止しました。

2023年12月には、柴平支所を花輪支所に統合。柴平地区には相談窓口となる柴平プラザを設置し、地域に寄り添ったサービスを提供しています。

事業内容

JAかづのは、地域農業の振興と地域住民の生活向上を目的とし、多岐にわたる事業を展開しています。

金融事業: 貯金、融資、為替など、JAバンクとして地域住民の金融ニーズに応えています。
共済事業: 生命共済、建物共済、自動車共済など、JA共済として万が一の事態に備える保障を提供しています。
購買事業: 肥料、農薬、飼料、生活用品など、組合員の生産活動や生活に必要な物資を供給しています。
販売事業: 組合員が生産した農畜産物を集荷・販売し、安定的な収入確保を支援しています。
* その他事業: 農業技術指導、経営相談、高齢者福祉、旅行など、地域に密着した様々なサービスを提供しています。

JAかづのは、地域社会の一員として、農業の発展と地域住民の豊かな暮らしに貢献しています。時代の変化に対応しながら、持続可能な地域社会の実現を目指し、様々な取り組みを積極的に行っています。

外部リンク

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