ぐでたま

ぐでたまについて

ぐでたま（GUDETAMA）は、日本のサンリオによって誕生したキャラクターで、その初登場は2013年に遡ります。デザイナーのAmyが家庭で卵かけご飯を楽しんでいる際に、卵がやる気のない表情に見えたことがきっかけとなり、このユニークなキャラクターが生まれました。ぐでたまは「現代社会で努力をしないことに対する皮肉」として多くの人々の共感を集め、ゆるい茶色の卵の姿が特徴です。

歴史と人気

ぐでたまはデビューしたその年の食品キャラクターの人気投票で2位を獲得し、その後も様々なメディアでの展開が続きました。プロモーションの一環として、2014年には『あさチャン!』内でアニメショートが放送され、さらに特集コーナーも設けられる等、メディアでの認知度が増していきました。2016年にはドラマ『砂の塔』においてもファンキャラクターとして登場し、特に女子小学生からの支持を得る一因となりました。

海外での受容

ぐでたまは日本国内だけでなく、韓国内や中華圏、アメリカでも愛されています。特に韓国では美容ブランドとのコラボ製品も展開し、台湾では大規模な展示を開催するなど、internationalな人気があります。アメリカでは、特定のレストランでコラボメニューが登場する等、文化を超えたファン層を獲得しているのです。

出入り禁止騒動

2014年8月にぐでたまがサンリオピューロランドで行った不正侵入事件は特筆すべきエピソードです。授賞式へのゲリラ乱入をきっかけに出入り禁止にされる騒動もありましたが、その後、ぐでたまに関する新たなショーやアトラクションが設置されて多くの支持を寄せられる結果になりました。

キャラクターの個性

ぐでたま本体の他にも、固ゆで卵の「ハードボイルド」や、揚げたぐでたまの「ロック」、うずらの卵のサイズの「うずら」など、多様なキャラクターがいます。ぐでたまはそのゆるい姿勢とは裏腹に、時には周囲の状況を鋭く突く発言をしたりすることが、彼の魅力となっています。

サンリオキャラクター大賞での成績

ぐでたまは、2015年から2016年のサンリオキャラクター大賞において4位にランクインするなど、ファン投票でも高い人気を得ており、定期的にチップでの投票企画も行われています。経年に伴って、順位は変動していますが、多くの地域で高評価を維持しています。

コラボレーションとメディア展開

ぐでたまはアニメーション作品やゲーム、各種コラボレーション企画を通して日々進化を続けています。2022年にはNetflixで実写ドラマも配信されるなど、さらに幅広いメディアへ展開する可能性を秘めています。サンリオキャラクターとして、今後の活動も大いに期待されます。

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