なぎさ信用漁業協同組合連合会

なぎさ信用漁業協同組合連合会



なぎさ信用漁業協同組合連合会は、兵庫県明石市に本拠を置く金融機関で、主に兵庫県和歌山県に所在する漁業協同組合信用事業を統括しています。その活動の中心は、漁業者に対する金融サービスの提供であり、地域の漁業振興に役立つことを目的としています。略称として「なぎさ信漁連」や「JFマリンバンクなぎさ」と呼ばれることもあります。

沿革



この金融機関の歴史は、1951年に遡ります。兵庫県信用漁業協同組合連合会が設立されたことから始まりました。1954年には、神戸市兵庫県立水産会館が建設され、同年内に連合会は新たな場所へ移転しました。さらに、1955年には和歌山県においても信用漁業協同組合連合会が設立され、地域の漁業界支援が進められました。

2009年には、兵庫県水産会館が明石市に竣工し、連合会は本店を神戸市から新たに移転しました。そして、2017年4月1日には両県の連合会が合併し、現在の「なぎさ信用漁業協同組合連合会」として新たなスタートを切りました。

支店・営業所



2020年7月時点で、なぎさ信用漁業協同組合連合会は、兵庫県内に6つの本支店、和歌山県に4つの支店を持ち、各地の漁業者へのサービスを提供しています。各店舗では、預金や融資、資金管理などの金融サービスが行われており、特に漁業に関連した事業の支援に重点を置いています。具体的な店舗は次の通りです。


また、営業店や支所も両県内で広がっており、それぞれの営業店では地域に密着したサービスを提供しています。特に海上や漁業に特有のニーズに応えるべく、きめ細やかな対応がなされています。

付帯情報



関連業界においても、農林中央金庫JFマリンバンクなどと連携しながら、地域の漁業者を支える活動を展開しています。
今後も地域の漁業の発展に寄与するため、信用事業の拡充を図り、持続可能な漁業を支援する取り組みを進めていく予定です。

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