にぼしいわし

にぼしいわし: 女性コンビの魅力と活動の軌跡

にぼしいわしは、2013年に結成された女性のお笑いコンビであり、大阪を拠点に活躍しています。メンバーは香空にぼしさんと伽説いわしさんの2人で、両者とも大阪府出身という共通点があります。彼女たちは、女芸人No.1決定戦「THE W」では無名ながらも2019年、2020年、2022年と3回決勝進出を果たし、その実力を証明しています。

メンバー紹介

• - 香空にぼし（ボケ担当）: 1992年生まれで、立ち位置は向かって左側。身長151cm、O型。名前の由来は、高校時代に弁当に入っていた煮干しを友人にあげたことから、あだ名として定着したとのこと。
• - 伽説いわし（ツッコミ担当）: 1992年生まれで、立ち位置は向かって右側。身長156cm、A型。彼女も同じく高校時代の友人に触発されて今の名前を名乗るようになりました。

経歴と活動

にぼしいわしは、高校3年生時にコンビ名を持って「ハイスクールマンザイ2010」に出場。その時に優勝したコンビには現在人気の芸人も多く、彼女たちもその一角に加わりたい意欲が伺えます。高校を卒業した後、2人で大阪NSCに入学し、2013年からは芸人としての活動を本格化させました。しかし、彼女たちは思うようにいかず、自信を無くした香空にぼしさんは一度吉本興業を辞めて一般職に就きました。その後、舞台に復帰しますが、活動は一時休止。2015年にM-1グランプリが復活したことを機に徐々に芸人としての活動を再開しました。

特に注目すべきは、2019年に無名ながらも女芸人No.1決定戦で決勝進出し、2020年も同様の成果をあげたことです。この成績は、彼女たちの名声を高め、事務所を退所してフリーで活動する道を選びました。「楽屋A」という劇場のトップメンバーとして、同じような境遇にいる芸人たちと手を組み、吉本興業に立ち向かっています。

彼女たちの単独ライブ「グーチョキパーにおいて」のエンディングには、東京進出を果たすと発表され、2023年9月22日に行われた最後の大阪ライブを以て拠点を東京に移しました。これは、新たな挑戦と可能性を胸に秘めた彼女たちの成長の証でもあります。今後の展開に期待が寄せられています。

芸風とネタ作り

にぼしいわしのネタは主に漫才形式で、スローテンポのしゃべくり漫才が特徴です。ツッコミ担当のいわしさんは、「女性あるある」的なネタを避け、代わりに「にぼしが言ったら面白いこと」を意識してネタ作りを行っていると語っています。これは、彼女たち独自の視点から生まれるユーモアを大切にしている表れです。たしかに、他のコンビにはないオリジナルなアプローチが彼女たちのネタには反映されています。例えば、微妙な日常の出来事や女性ならではの視点を織り交ぜた内容が、観客に新鮮な笑いを提供します。

メディア出演

にぼしいわしは、様々なテレビ番組やラジオでもその存在感を発揮しています。日本テレビの「THE W」や関西テレビの「漫才マン the ゴールド」、さらにはBSフジの「まいど!ジャーニィ〜」など、幅広いジャンルに出演していることからも彼女たちの実力が伺えます。特に近年では、ラジオ番組にも登場し、幅広いリスナーに向けて自身のトークを披露する場も増えてきました。

今後の活動にも是非注目したいコンビです。

もう一度検索