「ねがいぼし」は、
絢香と三浦大知が
2020年7月7日にリリースした配信限定
シングルであり、彼らにとって2度目の
コラボレーション作品です。最初の
コラボレーションである「ハートアップ」から約3年を経て発表されました。
制作の背景
この楽曲は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって人々の生活が大きく制限される中、「音楽を通して何かできることはないか」という二人の想いから生まれました。
絢香が三浦大知に声をかけ、プロジェクトがスタートしました。
ファンとの共創
「ねがいぼし」の制作過程で特筆すべきは、
ファンとの積極的な
コラボレーションです。まず、
絢香と三浦はSNS上で
メロディーのみのアカペラ動画を公開し、ハッシュタグ「#ねがいぼし」を通じて
ファンからメッセージや写真などを募集しました。集められた素材をもとに、二人が歌詞を完成させました。
さらに、レコーディングには、
絢香のライブや楽曲制作に参加しているミュージシャンたちが参加。彼らは自宅からリモートで演奏を行い、その様子や進捗状況をSNSで共有しながら制作を進めました。この過程全体が、
ファンにとっても参加型のプロジェクトとして共有されました。
ミュージックビデオ
完成した楽曲に合わせて制作されたミュージックビデオは、「#ねがいぼし」のハッシュタグで投稿された画像や、
ファンが歌う様子を収録した映像、そして
絢香と三浦が歌う映像で構成されています。楽曲制作に関わった全ての人々の想いが込められた、感動的な作品となっています。
テレビ初披露
「ねがいぼし」は、
2020年8月26日にフジテレビ系列で放送された「
2020 FNS歌謡祭 夏」で初めてテレビで披露されました。コロナ禍でリモート制作された楽曲であるため、二人が実際に声を重ねて歌うのはこの時が初めてとなりました。
「ねがいぼし」は、困難な状況下でも音楽を通して繋がり、希望を生み出すことができるというメッセージを伝えています。
絢香と三浦大知、そして
ファンの想いが一つになった、時代を象徴する楽曲と言えるでしょう。