ひまわり動画

ひまわり動画は、Shwe Nandarが運営する動画共有サイトで、他の動画共有サイトの動画にコメントを重ねて共有できるサービスです。本稿では、姉妹サービスであるひまわりストリームについても解説します。

概要

ひまわり動画は、YouTube、Dailymotion、FC2動画などの動画共有サイトや、Amazon S3などのオンラインストレージサービスにアップロードされた動画を取得・再生し、その動画上にコメントを重ねて表示する形式を採用しています。この形式から、非公式に「寄生型動画サイト」と呼ばれることもあります。

当初はアクセス負荷に対応するため、2010年12月16日からアカウント保有者のみが動画視聴できる仕組みとなりましたが、現在はアカウントなしでも視聴やコメント投稿が可能です。

FC2への譲渡

2011年5月末には、サイトのロゴが終了を示すものに変更され、ひまわり動画は5月31日をもって終了すると告知されました。しかし、5月25日以降、終了を示すスタンプが徐々に薄くなり、5月27日には完全に消えて元に戻りました。その後、6月3日にひまわり動画がFC2に譲渡されることが発表され、6月13日にFC2からも譲渡についての告知がありました。なお、FC2は、2011年1月6日付で同種のサービスであるSayMove!の運営権も先行して譲り受けています。

Shwe Nandarへの譲渡

2020年9月には、ひまわり動画は同種のサービスであるSayMove!とともにShwe Nandarへ譲渡されました。

ひまわりストリーム

ひまわり動画の姉妹サイトとして、Flash Playerの機能を利用したライブ配信サービス「ひまわりストリーム」があります。元々はひまわり動画と同じ管理者によって運営されていましたが、ひまわり動画の譲渡に伴いサーバーが分離しました。2011年5月28日午後9時には、ひまわりストリームのアカウント先行登録が開始されました。

2012年7月23日には、全ユーザーのユーザー情報が流出したことを謝罪しています。

ひまわり動画での逮捕者

2011年9月29日には、アニメーション作品を権利者に無断でアップロードし、送信できる状態にしていたとして男性が逮捕されました。

問題点

ひまわり動画では、自作コンテンツの配信は少なく、テレビアニメの違法配信の温床となっているという問題があります。ガイドライン上では権利者の許可なく動画をアップロードすることは禁止されていますが、実際には作品の1話丸ごとのアップロードが常態化しており、運営による監視が事実上機能していません。ただし、権利者からの申し立てによる削除対応は行われています。

関連項目

動画共有サービス

脚注

参照元

外部リンク

FC2ひまわり動画
* ひまわりストリーム

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