もうどうなってもいいや

「もうどうなってもいいや」 - 星街すいせい

『もうどうなってもいいや』は、日本の人気バーチャルYouTuber兼アイドル、星街すいせいによって歌われる楽曲です。この曲は2025年4月10日に配信された、彼女の通算20作品目となるシングルで、リリースは彼女が所属するホロライブプロダクションを運営するcover corp.から行われました。

発売背景とリリース

本楽曲が発表されたのは、前作『Orbital Period』からわずか2ヶ月後のことであり、ファンたちは新作の到来を心待ちにしていました。この曲は、アニメーション映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の劇場版挿入歌として書き下ろされ、さらにテレビアニメ版のエンディングテーマとしても使用されることが決まりました。星街にとって、映画挿入歌やアニメのエンディングテーマを担当するのはこれが初めての試みです。

作詞を手がけたのはシンガーソングライターの辻村有記で、彼女と音楽プロデューサーの板井直樹が作曲と編曲を共同で担当しています。この楽曲が映画の挿入歌として発表されたのは2025年1月17日で、発表日は映画の劇場公開日と重なり、多くのファンが驚きを持ってSNS上でその情報を共有しました。

特に、ホロライブのタレントである博衣こよりも特別試写会での観覧後にそのニュースを驚きと共に投稿していました。
2月2日には、挿入歌のショートバージョンである『もうどうなってもいいや - Movie edition -』が配信され、映画のキービジュアルが描かれたジャケットで登場しました。

その後、3月23日にはテレビアニメ『GQuuuuuuX』のエンディングテーマを担当することが発表され、4月8日の深夜0時29分より放送が開始。この放送終了後にエンディング映像が公開され、楽曲のファンからの期待が高まります。

4月10日には、フルバージョンが各種ストリーミングサービスで配信が始まりました。この楽曲はオリコンチャートの週間デジタルシングルランキングで初登場1位を獲得し、星街にとっての重要な成果となりました。配信されるジャケットには、アニメのエンディング映像の一場面が使用されています。また、同日に彼女の公式YouTubeチャンネルでもミュージックビデオが公開されており、監督を高橋一生がつとめています。

チャート成績と評価

『もうどうなってもいいや』は、リリース直後から注目を集め、様々なレビューでも評価されています。レコチョクのSNS担当者は、楽曲のタイトルとは裏腹に少しの勇気や後押しを与えるような作品と評価。UtaTenのライターは、疾走感のあるサウンドや星街のクールな歌声に引き込まれるとしながら、楽曲が持つメッセージ性も称賛しました。星街自身も、「大人になりきれない心情を反映させたデジタルダンスサウンド」とし、納得のいく楽曲であることを語っています。

収録曲と参加ミュージシャン

この楽曲には、星街すいせいがボーカルとして参加しており、ギターやプログラミング、サウンドプロデュースに板井直樹が、プログラミングに辻村有記、ギターに渡辺裕太、ピアノには西村奈央が関わっています。ミキシングはNNZNが担当しています。

タイアップ情報

『もうどうなってもいいや』は、映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の挿入歌に加え、テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のエンディングテーマとしても親しまれています。彼女の新たな一歩を印象つける楽曲となっています。

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