ももちパレス

ももちパレスについて

福岡県立ももち文化センター、通称ももちパレスは、福岡市早良区百道に位置する文化施設です。1973年に開館し、以来地域の文化活動を支えてきました。ももちパレスは、800席を有する大ホールを中心に、オペラやバレエ、演劇、ミュージカルなどさまざまな公演が行われています。

沿革

ももちパレスの前身は、福岡県立勤労青少年文化センターです。1973年9月28日に開館し、本館、大ホール、体育館の3つの館から構成されていました。時間とともに、勤労青少年の利用が少なくなったため、2007年4月1日に施設名を福岡県立ももち文化センターへ改称しました。その際、本館とホールが文化センターとしての役割を担い、体育館は利用者の多くが福岡市民であることから、福岡市に移譲され、同年7月に福岡市ももち体育館として再オープンしました。

施設内容

ももちパレスは、規模の大きな文化ホールを提供し、さまざまなイベントに対応しています。

• - 大ホール: 定員800名で、広さは約1,100㎡（332坪）。ホールの間口は16m、奥行11.5m、高さ6mで、多様な用途に利用されています。
• - 楽屋: 4室があり、総面積は54㎡（16坪）。パフォーマーのための快適な空間が確保されています。
• - 練習室: 90㎡（27坪）のスペースもあり、演者やアーティストのリハーサルに活用されています。
• - 本館: 小ホールや会議室など、さまざまな目的に利用できる設備が整っています。

また、来館者が休憩できるよう、2階にはパン屋があり、飲食も楽しめます。

アクセス

ももちパレスへのアクセスは非常に便利です。福岡市地下鉄空港線の「藤崎駅」からは徒歩約2分、西鉄バスの「藤崎バスターミナル」からも同様に徒歩約2分の距離にあります。また、福岡高速道路からもアクセス可能で、愛宕出入口から車で約5分、百道出入口からも同様に約5分の位置にあります。ただし、西区方面からは愛宕出入口を利用することができないため、注意が必要です。

終わりに

ももちパレスは、地域の文化交流を促進し、高品質な芸術イベントを提供する貴重な場所です。名誉館長には女優の栗原小巻が任命されており、文化を担う重要な役割を果たしています。多くの人々が集まり、さまざまな文化体験を提供するこの施設は、福岡中央の文化拠点としての重要性を持っています。

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