らくがきっず
『らくがきっず』（RAKUGAKIDS）は、1998年7月23日にコナミ（現・コナミデジタルエンタテインメント）から発売されたNINTENDO64用対戦型格闘ゲームです。開発はコナミコンピュータエンタテインメント神戸が担当しました。
本作は、Twinkle Townの子供たちが「魔法のクレヨン」で描いた落書きを操り、対戦するというユニークな設定が特徴です。クレヨンで描かれたようなコミカルな絵柄のキャラクターたちが、2Dで動き回り戦います。NINTENDO64用ソフトとしては珍しい2D格闘ゲームであり、『ストリートファイター』シリーズの影響を受けているとされ、コマンドやシステムには共通点が見られます。
ゲームデータのセーブには、NINTENDO64専用のコントローラパックが必要です。また、ゲームを進めることで、タイムリリースによってさまざまな要素が解禁されていく仕組みが採用されています。
夏休み、Twinkle Townに住むアンディは、仲良しグループ「Twinkles」のメンバーであるDDJ、ジェリー、ロイ、ノーラ、クリオネとともに古代遺跡の洞窟探検に出かけます。そこで彼らは8本の不思議なクレヨンを発見し、1本ずつ分け合いますが、残りの2本をジェリーの兄であるいじめっ子のバルに奪われてしまいます。
クレヨンを使って街の看板に落書きをしたバルは、落書きが飛び出して悪事を働くことを唆されます。驚いたバルは1本のクレヨンをなくしてしまいます。翌日、そのクレヨンから生まれた落書きのマメゾが街のあちこちでいたずらを始め、大騒ぎになります。
Twinklesのメンバーはその原因がバルにあることを突き止め、自分たちの持つクレヨンにも魔法の力が宿っていることを知ります。そして、バルとマメゾの悪巧みを止めるため、それぞれが思い描いた正義のヒーローを描き始めるのでした。
同じ頃、子供たちの話を立ち聞きしていた暴走族のゲオルグは、古代遺跡のクレヨンの秘密を知り、拾った最後のクレヨンで悪事を企もうとします。
ゲームに登場するキャラクターは、子供たちが描いた「らくがき」という設定になっています。そのため、試合中の名前や顔の表示、勝利画面では、その落書きを描いた人物が登場します。
アストロノッツ: アンディ・ホーキングが描いた落書き。宇宙飛行士がモチーフ。
キャプテン・キャット・キット: DDJ（ディディジェイ）が描いた落書き。ラッパーのような格好をした小さなネコ。
マーサ: ノーラ・バルーンが描いた落書き。ニワトリの帽子をかぶった魔女の少女。ハイジャンプの高さと滞空時間が長い。
ロボット C.H.O.: ジェリー・マーフィーが描いた落書き。冷蔵庫に手足が生えたようなロボット。移動速度は遅いが攻撃力が高い。
ベアタンク: クリオネ・セブンブリッジが描いた落書き。頭と背に砲塔がついたクマの人形。
クールス・ロイ: ロイ・セブンブリッジが描いた落書き。西部劇の保安官のような姿。
マメゾ: バル・マーフィーが描いた落書き。道化のような姿をした中ボス。
イヌゾ: バル・マーフィーの飼い犬マッドガスが描いた落書き。マメゾとほぼ同じ性能だが、移動時に四つんばいで歩く隠しボス。タイムリリースでプレイヤーキャラとしても使用可能。
ダークネス: 暴走族ゲオルグが描いた落書き。犬のお化けのような姿。最終ボスであり、タイムリリースでプレイヤーキャラとしても使用可能。
本作のキャラクターは、コナミの他のゲームにも多数ゲスト出演しています。
beatmania GB (1999年・ゲームボーイ): 本作のタイトルテーマBGMのアレンジ曲「Theme of RAKUGAKIDS（らくがきブラボー）」が収録。
ゴエモン もののけ双六 (1999年・NINTENDO 64): レア度の高い「もののけ」として、イヌゾ以外のキャラクターが登場。中でも「あすとろのっつ」は非常に強力な特殊能力を持っています。
pop'n music GB (2000年・ゲームボーイカラー): イヌゾステージBGMのアレンジ曲「HOLIDAY」が収録され、担当キャラクターとしてベアタンクが登場。
pop'n music 10 (2003年・アーケード、2004年・PlayStation 2): 上記「HOLIDAY」がさらにアレンジされて登場。ベアタンクがプレイヤーキャラクターとして使用可能。
コナミワイワイレーシングアドバンス (2001年・ゲームボーイアドバンス): 隠しレーサーとしてベアタンクが登場。
悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon (2001年・ゲームボーイアドバンス): 裏技で主人公がベアタンクに変身できる。
KONAMI GAME MUSIC NOW 1999 (1999年4月16日発売): 本作のBGMを4曲収録したオムニバスアルバム。
本作のBGMは、中村康三、冨田朋也、木村雅彦の3名が担当しました。
KONAMI 商品・サービス
pop'n music 10 - ラクガキッズ 楽曲紹介
* 任天堂 NINTENDO64全発売ソフト一覧(1998年)
ゲーム概要
本作は、Twinkle Townの子供たちが「魔法のクレヨン」で描いた落書きを操り、対戦するというユニークな設定が特徴です。クレヨンで描かれたようなコミカルな絵柄のキャラクターたちが、2Dで動き回り戦います。NINTENDO64用ソフトとしては珍しい2D格闘ゲームであり、『ストリートファイター』シリーズの影響を受けているとされ、コマンドやシステムには共通点が見られます。
ゲームデータのセーブには、NINTENDO64専用のコントローラパックが必要です。また、ゲームを進めることで、タイムリリースによってさまざまな要素が解禁されていく仕組みが採用されています。
ストーリー
夏休み、Twinkle Townに住むアンディは、仲良しグループ「Twinkles」のメンバーであるDDJ、ジェリー、ロイ、ノーラ、クリオネとともに古代遺跡の洞窟探検に出かけます。そこで彼らは8本の不思議なクレヨンを発見し、1本ずつ分け合いますが、残りの2本をジェリーの兄であるいじめっ子のバルに奪われてしまいます。
クレヨンを使って街の看板に落書きをしたバルは、落書きが飛び出して悪事を働くことを唆されます。驚いたバルは1本のクレヨンをなくしてしまいます。翌日、そのクレヨンから生まれた落書きのマメゾが街のあちこちでいたずらを始め、大騒ぎになります。
Twinklesのメンバーはその原因がバルにあることを突き止め、自分たちの持つクレヨンにも魔法の力が宿っていることを知ります。そして、バルとマメゾの悪巧みを止めるため、それぞれが思い描いた正義のヒーローを描き始めるのでした。
同じ頃、子供たちの話を立ち聞きしていた暴走族のゲオルグは、古代遺跡のクレヨンの秘密を知り、拾った最後のクレヨンで悪事を企もうとします。
登場キャラクター
ゲームに登場するキャラクターは、子供たちが描いた「らくがき」という設定になっています。そのため、試合中の名前や顔の表示、勝利画面では、その落書きを描いた人物が登場します。
アストロノッツ: アンディ・ホーキングが描いた落書き。宇宙飛行士がモチーフ。
キャプテン・キャット・キット: DDJ（ディディジェイ）が描いた落書き。ラッパーのような格好をした小さなネコ。
マーサ: ノーラ・バルーンが描いた落書き。ニワトリの帽子をかぶった魔女の少女。ハイジャンプの高さと滞空時間が長い。
ロボット C.H.O.: ジェリー・マーフィーが描いた落書き。冷蔵庫に手足が生えたようなロボット。移動速度は遅いが攻撃力が高い。
ベアタンク: クリオネ・セブンブリッジが描いた落書き。頭と背に砲塔がついたクマの人形。
クールス・ロイ: ロイ・セブンブリッジが描いた落書き。西部劇の保安官のような姿。
マメゾ: バル・マーフィーが描いた落書き。道化のような姿をした中ボス。
イヌゾ: バル・マーフィーの飼い犬マッドガスが描いた落書き。マメゾとほぼ同じ性能だが、移動時に四つんばいで歩く隠しボス。タイムリリースでプレイヤーキャラとしても使用可能。
ダークネス: 暴走族ゲオルグが描いた落書き。犬のお化けのような姿。最終ボスであり、タイムリリースでプレイヤーキャラとしても使用可能。
他作品への登場
本作のキャラクターは、コナミの他のゲームにも多数ゲスト出演しています。
beatmania GB (1999年・ゲームボーイ): 本作のタイトルテーマBGMのアレンジ曲「Theme of RAKUGAKIDS（らくがきブラボー）」が収録。
ゴエモン もののけ双六 (1999年・NINTENDO 64): レア度の高い「もののけ」として、イヌゾ以外のキャラクターが登場。中でも「あすとろのっつ」は非常に強力な特殊能力を持っています。
pop'n music GB (2000年・ゲームボーイカラー): イヌゾステージBGMのアレンジ曲「HOLIDAY」が収録され、担当キャラクターとしてベアタンクが登場。
pop'n music 10 (2003年・アーケード、2004年・PlayStation 2): 上記「HOLIDAY」がさらにアレンジされて登場。ベアタンクがプレイヤーキャラクターとして使用可能。
コナミワイワイレーシングアドバンス (2001年・ゲームボーイアドバンス): 隠しレーサーとしてベアタンクが登場。
悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon (2001年・ゲームボーイアドバンス): 裏技で主人公がベアタンクに変身できる。
関連CD
KONAMI GAME MUSIC NOW 1999 (1999年4月16日発売): 本作のBGMを4曲収録したオムニバスアルバム。
本作のBGMは、中村康三、冨田朋也、木村雅彦の3名が担当しました。
外部リンク
KONAMI 商品・サービス
pop'n music 10 - ラクガキッズ 楽曲紹介
* 任天堂 NINTENDO64全発売ソフト一覧(1998年)
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。