インターブランド:世界をリードするブランディングパートナー
1974年、イギリスのロンドンで設立されたインターブランドは、現在ニューヨークに本社を置く世界最大級のブランディングファームです。単なるデザイン会社ではなく、ブランド戦略策定からデザイン制作、ブランド価値向上施策の実行、さらにはブランド管理組織の構築まで、ブランドに関わるあらゆる側面を包括的に支援するグローバル企業として知られています。
インターブランドは、ブランドを「常に変化する事業資産 (Living business asset)」と捉え、その価値を創造し、高め続けることに尽力しています。世界27カ国、約35のオフィスを拠点に、多様な業界、規模の企業に対し、グローバルな視点とローカルな知見を活かしたサービスを提供しています。
包括的なブランド支援サービス
インターブランドが提供するサービスは多岐に渡ります。主なサービス内容としては、以下のものが挙げられます。
ブランド戦略策定: 企業のビジョンや目標を明確化し、市場における競争優位性を築くためのブランド戦略を策定します。ターゲット顧客の分析、競合調査、ブランドポジショニングなど、綿密な調査に基づいた戦略立案を行います。
クリエイティブ制作: ブランドアイデンティティを表現するロゴデザイン、ネーミング、ブランドメッセージ、ビジュアルアイデンティティガイドラインなどのクリエイティブ制作を行います。経験豊富なデザイナー、コピーライターが、ブランドの世界観を的確に表現するデザインを開発します。
ブランド価値向上施策: ブランド認知度向上、顧客ロイヤルティ向上、ブランドエクイティ向上のためのマーケティング施策を立案・実行します。デジタルマーケティング、PR活動、イベント企画など、様々な施策を組み合わせることで、効果的なブランドプロモーションを支援します。
ブランド管理組織・管理体系導入: ブランド資産の管理、ブランドガイドラインの策定、ブランドコンプライアンスの確保など、ブランドを長期的に管理するための組織体制と管理体系の構築を支援します。
世界標準のブランド価値評価
インターブランドの強みの1つは、ISOによって世界で初めてブランド価値評価における世界標準手法として認められた「Brand Valuation」です。この手法を用いて、企業のブランド価値を金銭的に評価することで、ブランドの現状把握、投資効果の測定、M&Aにおける評価などに役立てています。
グローバルブランドランキングの発表
インターブランドは、毎年「Best Global Brands」を発表しています。これは、世界中の有力ブランドを対象としたブランド価値ランキングであり、グローバルなブランド戦略を考える上で重要な指標となっています。また、日本市場を対象とした「Japan Best Global Brands/Japan Best Domestic Brands」も発表し、日本のブランドの価値向上に貢献しています。
コンサルタントとクリエイターの連携
インターブランドの特徴として、コンサルタントとクリエイターが緊密に連携してプロジェクトを進める体制が挙げられます。ブランド戦略の立案から、具体的なデザイン制作まで、社内の専門家が連携することで、一貫性のある高品質なサービスを提供しています。ブランド価値評価をリードするコンサルタント、ロゴやパッケージデザインなどを担当するデザイナー、ネーミングやスローガンを開発するコピーライターなど、多様な専門家がそれぞれのスキルを活かしてプロジェクトを推進します。
インターブランドジャパン
1983年に東京に設立されたインターブランドジャパンは、ロンドン、ニューヨークに次ぐインターブランドの主要拠点として、日本市場において多様なクライアントを支援しています。日系企業、外資系企業、政府・官公庁など、幅広い企業や団体に対し、日本の文化や市場特性を理解した上で、最適なブランディングサービスを提供しています。
インターブランドは、単なるブランディングファームではなく、企業の成長を支援する真のパートナーとして、今後も世界中のブランド構築に貢献していくことでしょう。