ウルフィ

ウルフィ（Wolfy）とは

ウルフィは、名古屋テレビ放送（メ〜テレ）及びその系列のCSチャンネル「エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ」のマスコットキャラクターです。そのユニークなデザインは、背中にファスナーが付いた「羊の皮をまとった狼」という設定で、実態は謎に包まれています。このキャラクターは、地上デジタル放送を開始した2003年に初めて登場しました。

名前の由来と誕生

ウルフィの名称は一般公募で選ばれ、数万通の応募の中から見事選ばれました。ウルフィは2003年5月に放送された『メ〜テレワイド サンダー5』で公式に発表され、その際にメ〜テレは「羊の皮をかぶったテレビ」というキャッチコピーを採用しました。当初は長い間羊の皮を身にまとった姿で活動していましたが、2014年4月にはその羊の皮を脱ぎ捨てた姿が登場し、さらにその年にはオリジナルテーマ曲「サンキューウルフィ」が制作されました。

ダンスのイベント「踊ろう!ウルフィーズ」

ウルフィは、2014年10月から東海3県（愛知、岐阜、三重）の地域住民と共に行う生中継コーナー「踊ろう!ウルフィーズ」で大きな注目を集めました。このイベントでは、地元の人々が狼バージョンのウルフィとともに曲に合わせて楽しくダンスを踊る様子が放送されました。また、地上デジタル放送の受信機表示アイコンにもウルフィのデザインが用いられており、その親しみやすさは多くの人々に愛されています。

メ〜テレ開局60周年とイラストのリニューアル

2022年4月1日、メ〜テレは開局60周年を迎え、新たなブランドイメージ「メ〜ロメロ! メ〜テレ」を発表しました。それに合わせてウルフィのイラストもリニューアルされ、「もふもふ調」のかわいらしいデザインが特徴となりました。この新しいイラストは、視聴者により一層親しみを持たれるように工夫されています。

コラボと地域への影響

さらに、2023年8月には『FIBAバスケットボール・ワールドカップ』の際に、名古屋地区の中京テレビのマスコット・チュウキョ〜くんとのコラボレーションも実現しました。このイベントにより、両マスコットが融合した期間限定の合体キャラクター「メ～キョ～くん」が誕生し、話題を呼びました。このように、ウルフィは地域の活性化にも貢献しつづけています。また、名古屋の他のテレビ局には、さまざまなマスコットキャラクターが存在しており、例えばCBCテレビの「ころんちゃん」や、東海テレビの「ヤッパくん」、「チュウキョ〜くん」なども地域の愛されています。

まとめ

ウルフィは名古屋テレビのアイコン的存在として、誕生以来多くのファンに愛されつづけています。キャッチーでかわいらしい外見だけでなく、地域とのつながりを深める活動を通じて、ますますその存在感を増しています。今後のウルフィの活躍に期待が寄せられています。

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