カミオト夜

カミオト夜

『カミオト夜』は、2022年6月3日から2023年12月23日まで読売テレビで放送された関西ローカルの音楽番組です。この番組は、前身番組である『音力-ONCHIKA-』をリニューアルし、特別番組『カミオト-上方音祭-』の姉妹版としてスタートしました。

番組の概要

番組の開始は、2022年5月27日に放送された『音力』の終盤で告知されたのがきっかけです。翌日の生放送で、『音力』から『カミオト夜』に名称を変更し、特番の姉妹番組として新たに放送が始まりました。この番組では、主にアーティストが自由に表現できるスタイルが継承され、実績のある西川貴教がゲスト出演する機会が多く見られました。MCは、宇都宮まきの代演として、宇都宮の夫である山名文和（アキナ）がスペシャルサポーターとして参加。進行はytvアナウンサーとナレーションを務める樋口大喜が交代で行い、場合によってはナレーションのみの放送もありました。さらに、最新の音楽情報を紹介する「神TUNE」と映画情報を紹介する「神CINEMA」のコーナーも含まれていました。

視聴者参加型の企画も行われ、アーティストグッズが視聴者に抽選でプレゼントされるイベントも実施されました。参加者は番組公式Twitterをフォローし、プレゼント対象のツイートに番組への感想と特定のハッシュタグ「#カミオト夜」を添えて引用リツイートすることで応募可能でした。第4回までは番組内でキーワードが発表され、そのキーワードを添えた投稿が必要でしたが、次第に応募条件が見直され、キーワード記載の必要がなくなりました。

番組の変遷

2023年10月からは放送曜日が土曜日に移動し、同時にTVerでの見逃し配信も開始されました。

番組の終了

2023年11月28日、読売テレビの制作局に属する管理職が追加演出費の名目で水増し請求を行っていたことが発覚し、年内での放送休止が発表されました。広報は「終了ではなく休止」と説明し、再開の予定が未定であるとしています。12月23日が最終放送日で、休止期間中は番組の音楽・映画情報コーナーを別番組『シノビーかわらばん』として放送し続けました。2024年には新たな音楽プロジェクト『音道楽』がスタートし、関連する新番組『音道楽√ (ROOT)』が放送されることも決定しました。

出演者

進行は毎回替わりで担当されました。主な出演者は以下の通りです。

• - スペシャルサポーター: 西川貴教、山名文和（アキナ）
• - 進行: 諸國沙代子、澤口実歩、佐藤佳奈（ytvアナウンサー）
• - ナレーション: 樋口大喜

スタッフ

制作には多くのプロデューサーや技術スタッフが関与しており、特にディレクターやカメラスタッフの協力がありました。各回に応じたさまざまなスタッフが参加し、番組の完成度を高めていました。

『カミオト夜』は関西の音楽シーンをよく反映し、多様なアーティストの表現の場を提供した番組であり、視聴者とのつながりを深める試みも特徴的でした。

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