クロスゲート

クロスゲート（CROSSGATE）

『クロスゲート』は、スクウェア・エニックスが手がけた日本製の多人数同時参加型ロールプレイングゲーム（MMORPG）です。2001年に「クロスゲート」としてリリースされ、世界中で2347万人以上のユーザーを獲得しました。このゲームはアニメ風の2Dグラフィックスを採用し、ターン制の戦闘方式が特徴的です。

ゲームの概要

略称は『XG』や『CG』で、ユーザーの中には「クロゲ」と呼ぶ人もいました。『クロスゲート』は、正統な続編として『コンチェルトゲート フォルテ』が存在します。2007年9月30日に日本での課金サービスが終了し、その後数日間は無料プレイ期間として開放されました。この期間に多くのユーザーがゲームを楽しむことができました。

各国における運営状況

日本

日本での運営は、2001年から2007年まで続きました。最長の運営期間を誇る国産MMORPGとして、多くの支持を受けていました。

台湾・香港・マカオ

この地域では、SOFTSTARが運営を担当し、新たなコンテンツとしてPUK4（「砂の記憶と覚醒」）が実装されました。また、日本からの接続が可能で、有志が作成したWikiも存在します。

中国

中国では、スクウェア・エニックス中国が運営を行い、PUK1を基にしたサーバーが設立され、人気を博しました。

韓国

韓国ではKAMA Entertainmentが2001年10月からサービスを開始しましたが、2004年に終了し、運営会社を変更して再開するも、2006年に再度サービス終了となりました。

ゲームシステム

『クロスゲート』の特徴は、エンカウント戦闘のターン制です。この方式により、プレイヤーは戦闘中に2回の行動が可能で、使い魔を活用することでバリエーションが広がります。さらに、デュエルシステムがあり、プレイヤー同士の合意のもとで対戦が行えます。

職業とスキル

ゲーム開始時には「無職」として始まりますが、戦闘系と生産系の職業を選択することでスキルを習得し、成長が可能です。職業は多岐にわたり、剣士や魔術師などが登場します。

クエスト

ゲーム内には数多くのクエストが存在し、特に就職やランクアップのためのクエストは重要です。協力してクリアすることが求められる場合が多く、一人では達成できないクエストもあります。

音楽

『クロスゲート』のサウンドトラックも高く評価されています。特にPUK2とPUK3のプレミアムサウンドトラックCDは、特典として非売品でした。このように、『クロスゲート』はゲームプレイの楽しさだけでなく、音楽やストーリーでも魅了しています。

結論

『クロスゲート』は、独自の戦闘システムや豊富なキャラクター、職業、クエストにより、長期間にわたって多くのプレイヤーに愛されたゲームです。MMORPGの歴史においても、その存在は重要であり、多くのファンを魅了し続けています。

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