ケロポンズとは
ケロポンズは、日本の子ども向け音楽を生み出す
音楽ユニットで、
1999年に結成されました。二人組のメンバーは、増田裕子さんと平田明子さんです。彼女たちは、あそびうたの
作詞・
作曲・振付を手掛け、親子コンサートや保育士向けのセミナーにも出演しており、年間に90から100回の公演を行っています。その動員数は、年間平均30,000人以上に上ります。
活躍の場
ケロポンズは育児や保育に関わる雑誌に記事を執筆し、子供たちとのふれあい遊びを紹介しています。また、彼女たちは楽曲や振付を提供するだけでなく、絵本の創作も行っています。代表的な作品にはCD「エビカニクス」、DVD「ケロポンズとあそぼう!」、書籍「ケロポンズのあそびねた」などがあり、特に
YouTubeでの「エビカニクス」は2023年10月時点で累計1.4億回の再生回数を誇ります。
音楽活動
2008年からはNHKの「
おかあさんといっしょ」に楽曲を提供し、2009年からはBS日テレの「
それいけ!アンパンマンくらぶ」にも出演を始めました。また、2013年からは
フジロックフェスティバルに連続で出演し、2014年には人気キャラクターくまモンの楽曲や振付も手掛けました。
メンバーの経歴
ケロポンズの結成は、元々のバンド「トラや帽子店」の活動が背景にあります。増田裕子が個人でミュージックパネルの講師をしていた際、彼女は伴奏者として平田明子を呼び寄せました。両者が新たなユニットを設立することになり、
1999年に「ケロポンズ」が誕生しました。ユニット名は、増田の好きなカエルの「ケロ」と平田のあだ名「ポン」を組み合わせて名付けられました。
メディア出演
ケロポンズは多数のメディアに出演し、その活動に磨きをかけています。彼女たちの音楽はNHK Eテレの「
すくすく子育て」や「
みんなのうた」にも採用されています。また、
テレビ東京の「きんだーてれび」ではテーマソングを提供し、さらに
BSフジの「
ポンキッキーズ」などさまざまな番組にも楽曲提供や出演を行っています。特に「エビカニクス」は、子供たちの間で非常に人気を博しています。
ディスコグラフィー
ケロポンズは数多くの作品をリリースしています。シングルCDには、「エビカニクス」や「へそへそパワー」、「ぼくらのパワー」などがあり、アルバムには「ちきゅうじん」や「キミノエガオ」が含まれています。また、ベストアルバムやDVDもリリースし、幅広い活動を展開しています。
コラボレーション
また、さまざまなアーティストやキャラクターとのコラボレーションも行っており、新沢としひこやくまモンとの共同作品も多く手掛けています。
まとめ
ケロポンズは、子どもたちとその親を楽しませる音楽家として、日本の音楽シーンで大きな存在感を放っています。彼女たちの作り出すあそびうたや体操は、楽しいだけでなく、教育的な要素も含まれており、多くの家庭に笑顔を届けています。これからも彼女たちの活躍が期待されます。