ゲイジングバトルベース

ゲイジングバトルベースについて

『ゲイジングバトルベース』（GAGE-LING BATTLE BASE）は、2011年10月から2013年1月まで全国のおもちゃ売り場で楽しめたアーケードゲームです。本作は、人気のテレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』との連動企画として開発され、特にプラモデルやフィギュアと結びついたゲームスタイルが特徴です。

概要

本ゲームは、購入した専用のICチップを内蔵した商品を筐体にスキャンすることで参加でき、ゲーム自体は無料で楽しむことができます。プレイヤーは、フィギュアの手足を組み替えてオリジナルの機体を作成したり、持ち寄った複数のプラモデルを使って、ユニークな部隊を編成することが可能です。

対応商品には、「ゲイジングビルダー」（GB）シリーズの完成済みフィギュアや、「アドバンスドグレード」（AG）シリーズのプラモデルが含まれており、さらに「ゲイジングハロ」や戦績を記録する「エイジデバイス」などの関連商品も発売されています。特筆すべきは、1979年に始まったガンダムシリーズにおいて、プラモデルと玩具を連動させる初の試みであり、ファンの期待を一身に受けました。

ゲイジングバトルベースの運営

2011年10月8日から全国の玩具店舗で稼働を開始した『ゲイジングバトルベース』は、その後2012年にはいくつかのバージョンアップが行われ、新しいゲーム要素が追加されました。具体的には、2012年1月28日からの『AGE-2』バージョンでは「AGEシステムチャンス」が導入され、さらなる戦略性を持たせることができました。最終バージョンの『AGE-4』までに、様々な特殊機能やキャラクターのカットインが実装されています。

遊び方

プレイヤーは、訓練モードかバトルモードを選択し、持参したGBおよびAGシリーズのアイテムをゲイジング（スキャン）して戦闘に挑みます。戦闘は、アタック、カウンターなどのコマンドをじゃんけんの要領で操作し、相手のモビルスーツを全て倒すことを目指します。

特徴的なルール

特に「クイックショットバトル」は、あいこが3回続くと発生し、早押しが勝負となります。また、SPゲージが貯まるとスペシャルアタックを発動することが可能です。パーツが破壊された際は、相手の攻撃から防ぐためにパーツ交換ができます。さらに、ゲイジングチャンスやAGEデバイスにより、ゲームをより楽しめる要素が多数用意されています。

関連商品とキャンペーン

『ゲイジングハロ』と呼ばれる液晶ゲーム機や、ICチップを持つプラモデルには、プレイヤーの成績を記録する仕組みがあり、豊かな遊びの世界を提供しました。また、複数のキャンペーンも行われ、ゲイジングポイントを貯めることで特製のアイテムが獲得できるチャンスがありました。

終息と影響

『ゲイジングバトルベース』は、2013年1月をもって稼働を終了しましたが、その期間中に多くのファンを魅了し、ガンダムシリーズに新たな楽しみをもたらしました。このゲームは、プラモデルやフィギュア、アニメの世界観による融合の成功例として、今後の玩具展開にも影響を与えることでしょう。

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