コウテイ

コウテイ概要

コウテイは、吉本興業に所属していた日本のお笑いコンビで、メンバーは下田真生（シモタ）と九条ジョーの2人。どちらも大阪NSC第35期生として活動を始め、彼らは漫才とコントの両方を行うスタイルを持ち、多彩な表現力で観客を楽しませていた。2020年に第41回ABCお笑いグランプリで優勝するなどの実績がありましたが、2023年1月31日に解散を発表した。

メンバー紹介

下田 真生

下田真生は1993年5月15日生まれの31歳。彼はボケ担当で、時折ツッコミもこなすユーモアセンスを持ち合わせている。鹿児島県出水市出身で、164cmの小柄な体格を活かし、独自のスタイルで笑いを取ることが得意だ。彼は髪型にこだわりがあり、常に重力に逆らうかのように立ち上がった髪型が特徴的。趣味に卓球や将棋、ギャンブルを挙げており、特にパチンコには熱心。2022年に一般女性と結婚し、2020年に女児が誕生したことも報告している。解散後は芸名を「シモタ」と改め、元なにわスワンキーズの前田龍二と新コンビ「シモリュウ」を結成した。

九条 ジョー

九条ジョーは1994年1月13日生まれの30歳で、ツッコミ担当。滋賀県長浜市出身で184cmと背が高く、スタイリッシュな八二分けの髪型をしている。趣味は熱帯魚の飼育や釣り、映画鑑賞で、特に海外映画に情熱を注いでいる。また、短編小説を執筆することもあり、作家活動にも挑戦している。彼は体調不良により数ヶ月の休養を経た後、再び舞台に立つことができるようになり、2024年には元モンローズの宮本勇気と「レ・ヴァン」という新たなコンビを結成する予定だ。

コンビ活動の歴史

コウテイは、養成所時代に意気投合し、2012年に結成された。その後、何度かの解散と再結成を経て、安定した活動を続けていった。特に、彼らのコンビ名の由来は身長差から「高低」を連想させることから来ている。また、個々の個性が際立つ漫才では、下田の派手なボケと九条の切れ味鋭いツッコミが特徴だった。

解散とその後の活動

2023年1月、コウテイは解散を発表し、各メンバーはソロ活動を開始。下田は「シモタ」に改名し、コンビを結成してがっちりとギャグを続ける対照的なスタンスを取る。一方、九条はピン芸人としても精力的に活動しつつ、新たな相方とのコンビ結成を目指している。彼らのその後の活動がどのように展開されていくのか、注目が集まっている。

芸風とパフォーマンス

コウテイの芸風は、彼ら自身が「超不完全究極肯定完全感覚奇天烈」と称するほど独自のものであり、しばしば非定型的な表現やギャグが織り交ぜられていた。特に、「ズィーヤ」や「やばスギ薬局！」などの持ちギャグは観客にウケており、変化に富んだパフォーマンスを習得したからこそ業界内でも注目されていた。バラエティ番組では先輩芸人とも堂々とやり取りする姿を見せ、時にはトリッキーなボケをかます場面も見られた。

まとめ

コウテイは、様々な経験を経て多くのファンを魅了したコンビであった。解散後のメンバーたちの新しい挑戦と、未来の活動にさらなる期待が寄せられている。

もう一度検索