サントリーサンバーズ大阪

サントリーサンバーズ大阪は、男子バレーボールチームとして大阪府箕面市を本拠地にしています。2024-25シーズンからはSV.LEAGUE MENに参加します。

概要

サントリーサンバーズは1973年4月に創設され、日本のバレーボール界で確固たる地位を築いてきました。チーム名の『サンバーズ』は、「燦然と輝く太陽に向かって羽ばたく不死鳥」という意味が込められており、Suntoryの頭文字にも関連付けられています。練習はサントリー箕面トレーニングセンターの体育館で行われており、ファンは見学することも可能です。ホームゲームは、大阪や東京都大田区、時には熊本市でも開催され、多くのファンに支えられています。

現在、サンバーズはVリーグで唯一の永久欠番を持つチームとしても知られています。この永久欠番は、16番のジルソン・ベルナルドがその偉大な業績から受けたものです。

歴史

チームは1973年に結成され、ミュンヘンオリンピックの金メダリストである大古誠司選手を迎え入れました。翌年には実業団リーグに入り、初年度で準優勝を果たします。1975年には日本リーグに初昇格。しかしながら、早々に降格を経験しますが、その後1979年に再昇格を果たし、日本リーグに定着していきます。1984/85シーズンには日本リーグでの準優勝も達成しました。

1994年にはVリーグが開幕し、その第一回で初優勝の栄冠を手にしました。この成功をきっかけに、2000年には5冠を達成し、圧倒的な強さを誇るチームとなりました。ジルソン・ベルナルドの活躍は特に顕著で、5連覇中はMVPを取り続けるなど、彼の影響力は計り知れませんでした。

2005-06シーズンには準優勝を果たすなど、その後も安定した成績を残します。特に2012/13シーズンには、圧倒的な強さでレギュラーラウンドを制し、全日本選手権でも優勝を手にするなど、強豪に成長しました。2019-20シーズンにはトップ3に入る成績を収め、2020-21シーズンには8度目のリーグ優勝を達成しました。

2021-22シーズンにはファイナルまで進出し、優勝を目指しましたが惜しくも敗れました。しかし、翌シーズン（2022-23）では再びファイナル進出を果たし、準優勝となるなど、その実力を証明し続けています。2023年12月には世界クラブ選手権において銅メダルを獲得し、日本チームとしての快挙も成し遂げました。

2024年には新監督にオリビエ・キャットが就任し、新たなスタートを切ることとなります。サントリーサンバーズは、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

成績

- 日本リーグ/Vリーグ/V.LEAGUE優勝: 10回
- 準優勝: 6回
- 黒鷲旗大会優勝: 10回
- 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会優勝: 1回
- 国体優勝: 3回
- バレーボールアジアクラブ選手権優勝: 1回

ユニフォーム・マスコット

ユニフォームサプライヤーはアシックス（ホーム）、ミズノ（アウェイ）です。マスコットキャラクター「スーパーサンバーズくん」は、赤い鳥をモチーフにした愛らしい存在で、2020年からはその相棒「ムーンバーズくん」も登場しました。

今後のサントリーサンバーズ大阪の活躍に期待が寄せられています。

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