シカゴ・メッド

シカゴ・メッド (Chicago Med)

『シカゴ・メッド』は、ディック・ウルフとマット・オルムステッドが制作したアメリカの医療ドラマシリーズです。この作品は、人気ドラマ『シカゴ・ファイア』のスピンオフとして知られています。2020年2月には、NBCからシーズン8までの3シーズンの更新が発表され、2020年11月からはシーズン6が放送中です。日本では、2017年からAXNにて放送が始まり、2019年からはNHK BSプレミアムでも放送されています。シーズン2のDVD-BOXも2020年に発売されました。

ストーリーの舞台

このドラマは、シカゴ医療センターの救急部門（ED）を中心に展開され、医療現場の緊迫した瞬間とその中で働く人々の人間関係、そして個々の葛藤に焦点を当てています。医師や看護師たちが命に関わる状況に直面する中で、彼らの情熱や苦労が描かれています。

主なキャラクター

コナー・ローズ

外傷外科医から胸部外科医へと進化を遂げたコナー・ローズは、冷静沈着な性格ながらも繊細な心を持つキャラクターです。メキシコの大学を卒業後、サウジアラビアでも外科医としての経験を積んできました。

ウィル・ハルステッド

元々ニューヨークで形成外科医として働いていましたが、シカゴで新たな道を歩むウィルは、プライドの高い性格が災いして周囲との摩擦を生むこともしばしば。しかし、患者への思いやりには真剣に向き合っています。

ナタリー・マニング

小児科医として勤めるナタリーは、通常は次第に周囲を振り回す一面も持っていますが、彼女自身の過去や妊娠を巻き込んだ葛藤がストーリーに深みを与えます。

エイプリル・セクストン

看護師として活躍しているエイプリルは、弟の夢を支えるために自らの目標を犠牲にしたキャラクター。彼女の献身的な姿勢が、病院内での友情や人間関係に影響を与えます。

イーサン・チョイ

感染症の専門家であるエイサンは、海軍予備役少佐としての経験が影響を与えるキャラクターであり、ストーリーの中で正義感の強さが際立っています。

クロスオーバーとスピンオフ

『シカゴ・メッド』は、同じシカゴシリーズの他の作品、特に『シカゴ・ファイア』や『シカゴP.D.』とのクロスオーバーエピソードが多く制作されており、全体として広がりを持つストーリーを形成しています。これにより視聴者は、それぞれのドラマのキャラクターたちが交錯する様子を楽しむことができます。

このドラマは、リアルな医療現場の厳しさや人間味あふれるストーリーを通じて、多くのファンを魅了し続けています。医療現場のリアルな描写と人間関係の深さが「シカゴ・メッド」の大きな魅力です。

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