シンクロニカ

シンクロニカ（Synchronica）

『シンクロニカ』は、バンダイナムコエンターテインメントによって開発され、2015年6月18日に稼働を開始したアーケード音楽ゲームです。このゲームは、2人協力プレイを軸としており、「1人で超気持ちいい、2人ならもっと楽しい!」というキャッチコピーが示すように、プレイヤー同士のシンクロ体験を重視した設計がなされています。

ゲーム概要

ゲーム筐体は2つの大型タッチパネルが特徴で、1人でも2人でもプレイ可能です。タイトル通り「シンクロ」をテーマにしており、協力プレイによってプレイヤー同士、または楽曲と譜面との一体感を追求しています。2人プレイは対戦ではなく、協力プレイに重点が置かれているのが特徴です。

操作は非常にシンプルで、画面上に現れるノーツに合わせてタッチパネルを直接タッチするだけです。タッチすると、接触点から様々なビジュアルエフェクトが現れ、楽曲や背景とのシンクロ感を視覚的にも楽しむことができます。

難易度は「NORMAL」「ADVANCED」「TECHNICAL」の3種類があり、一部の楽曲には最高難易度「PANDORA」が用意されています。ミスなく全てのノーツを成功させると「FULL COMBO」となります。

プレイヤーのデータは、ICカード「バナパスポート」または「Aime」を使って保存できます。これにより、連動サイトでプレイヤー情報を管理することが可能です。なお、2016年7月21日には筐体デザインとシステムがリニューアルされた新バージョンが稼働を開始しました。

2019年9月30日にオンラインサービスは終了しましたが、その後もオフラインでのプレイは可能です。ただし、オンラインサービス終了に伴い、「音のアトリエ」などバナパスポートが必要な一部の要素は使用できなくなりました。

ノーツの種類

ゲームには、以下の種類のノーツが登場します。

タッチ: 青い丸型のノーツ。マーカーにボールが重なる瞬間にタッチします。
ホールド: 赤い丸型のノーツ。マーカーにボールが重なったタイミングでタッチし、外枠が一周するまで押し続け、離します。
ムーヴ: 黄色い丸と線で構成されたノーツ。マーカーにボールが重なった瞬間にタッチし、外枠が一周する間に押し続け、ゴールまで移動させて離します。
スワイプ: 緑色の弧型のノーツ。2つの弧が重なるタイミングで、矢印の方向に払います。
フリック: スワイプの小型版で、ADVANCED以上の難易度で出現します。スワイプ同様に、2つの弧が重なるタイミングで矢印の方向に払います。
同時押し: 線で繋がった複数のマーカーを同時にタッチします。

楽曲

楽曲は、J-POP、ボーカロイド曲、アニメ、ゲーム、クラシック、バラエティ、オリジナル曲の7つのジャンルに分類されています。各楽曲には専用の背景映像が用意されており、多くの場合、開発チームが制作したオリジナルの映像が使用されています。アーティストのミュージックビデオやアニメ映像は基本的に使用されていません。

また、同社の音楽ゲーム『太鼓の達人』との楽曲相互収録企画も実施されています。

関連情報

バンダイナムコエンターテインメント: 『シンクロニカ』の開発・販売元。
太鼓の達人: バンダイナムコエンターテインメントが開発する別の人気音楽ゲーム。

外部リンク

Synchronica（シンクロニカ） 公式サイト
シンクロニカ (@synchronica_prj) - X（旧Twitter）
シンクロニカラウンジ（AC連動サイト）
シンクロ2課Lab（公式ブログ）

もう一度検索