ジコチューで行こう!

『ジコチューで行こう!』

『ジコチューで行こう!』は、人気女性アイドルグループ乃木坂46による楽曲で、2018年8月8日にリリースされました。この曲は、グループの21枚目のシングルであり、作詞は秋元康、作曲はナスカが担当しています。センターは齋藤飛鳥が務めており、彼女の魅力が引き立つ楽曲となっています。

リリースの背景

『ジコチューで行こう!』は、5つの異なる形態で発売される予定で、タイプA、B、C、DにはDVDが付いており、通常盤はCDのみの仕様です。前作の「シンクロニシティ」から約3か月半の間にリリースされることが決まり、乃木坂46のファンたちが待ち望んでいた新曲となりました。

シングルの詳細は、2018年6月17日に放送された『乃木坂工事中』でエンディング曲として発表され、次いで7月2日には選抜メンバーとフォーメーションが発表されました。7月8日には『6th YEAR BIRTHDAY LIVE』の場で楽曲タイトルが公開され、初披露の機会が設けられました。また、7月14日の『音楽の日』ではテレビ初披露も行われました。

アートワーク

ジャケット写真は「グラフィカルな夏のファッションフォト」をテーマに撮影され、夏を感じさせるアイスクリームやスイカ、プールのセットが用意されました。この撮影は明るい雰囲気の中で行われ、髙梨遼平がカメラマンを務めました。

チャート成績

リリース後、オリコン週間シングルランキングでは推定売上約98万9000枚を記録しました。これにより、乃木坂46はシングルにおける連続1位獲得作品数が20作となり、女性グループとしては歴代で単独2位の成績を収めました。また、Billboard JAPANでは初週推定売上が105万2776枚を達成しました。

ミュージック・ビデオ

ジコチューで行こう!

この曲のミュージックビデオは中村太洸が監督を務め、ベトナムのダナンで撮影されました。表題曲では初めて海外での撮影となり、原付バイクの通行量の多さが影響を与え、「バイク待ち」と呼ばれる場面もありました。また、世界遺産のミーソン遺跡での撮影も行われ、夜景に打ち上がる花火は年に一度の現地花火大会の様子を取り入れています。

他の収録曲

“空扉”は、伊藤衆人が監督した作品で、宇宙への憧れを持つ若者たちのリアルな日常が描かれています。“三角の空き地”は、昭和時代のダンスホールを舞台にした物語で、各メンバーが異なる衣装を着用しています。その他にも、映画『あさひなぐ』の監督・英勉による“心のモノローグ”など、多様なテーマのミュージックビデオがあり、ファンを楽しませています。

メディアでの使用

この楽曲は、映画やテレビ番組でも使用され、特に“空扉”は『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の主題歌として採用されました。

まとめ

『ジコチューで行こう!』は、乃木坂46にとって重要な一枚であり、ファンからの支持を受けて多くの記録を打ち立てました。楽曲とその背後にあるストーリー、アートワーク、映像製作が相まって、乃木坂46の新たな魅力を引き出す作品となったことは間違いありません。

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