スキップカウズ

スキップカウズについて

スキップカウズ（SKIP COWS）は、日本のロックバンドで、1989年に茨城県つくば市にて結成されました。バンドの初期メンバーは、ギターの遠藤肇とベースの小川雄二を中心に、地元のライブハウスでの演奏を行いながら活動を開始しました。初めに「少年倶楽部」という名前で活動していた彼らは、1990年に東京へ拠点を移し、より広い音楽シーンへの進出を図りました。

バンドのスタイルが変わったのは、ボーカルが脱退した際に、当時高校生だった今泉泰幸が新たに加入したことです。彼は「SO-ON」というバンドで活動していましたが、スキップカウズに参加することで一層バンドは活性化しました。しばらくの間、原宿や都内のライブハウスを中心に様々なアーティストと共演しながら、着実にファンを増やしていきました。

1991年には新たにドラマーの大賀志健太郎が加わり、バンド名も「スキップカウズ」に改名されました。同年には、バンドエクスプロージョン関東・甲信越大会での優秀賞を受賞し、次第に彼らの名は広まっていきました。その後も、千葉国民文化祭「ヤングミュージック フェスティバル」に出場し、見事グランプリを獲得。これによって、500枚のシングルCDが制作され、バンドの認知度が一層高まりました。

ところが、後に悲劇が訪れます。93年には1stデモテープをリリースし、順調に思えた活動にもかかわらず、ドラムの大賀志が入院し、1995年に亡くなってしまいました。この影響で活動は一時休止を余儀なくされましたが、彼らと共演していたエビスのドラムであった直井茂雄がサポートをし、その後正式メンバーとして再び活動を開始しました。直井の参加によって、スキップカウズは新たなスタートを切ることができました。

その後も、スキップカウズは地道に活動を続け、1997年2月にはSony Recordsから「赤い手」でメジャーデビューを果たします。デビュー当初は英語表記の“SKIP COWS”でしたが、1998年の5thシングル「ハイチーズ」からカタカナ表記の「スキップカウズ」に変更されました。

メンバー紹介

• - 今泉泰幸（イマイズミ ヤスユキ）: 1971年生まれのボーカルで、全ての楽曲作詞を担当。tvやラジオ番組でも活躍中。
• - 遠藤肇（エンドウ ハジメ）: ギター担当でバンドリーダー、主に楽曲を作曲。
• - 小川雄二（オガワ ユウジ）: ベースを担当し、バンドの初期メンバー。
• - 直井茂雄（ナオイ シゲオ）: ドラムとして、追加入した新メンバーで、バンドの活動再開に貢献。

主な活動とディスコグラフィー

スキップカウズは多くのライブイベントに参加し続け、様々なアルバムやシングルをリリースしてきました。特に、配信限定シングル「バンド☆エイド」や多くのアルバムも制作されています。また、楽曲提供やタイアップでも活躍し、その音楽は幅広い層に愛されています。

彼らは、長年の活動を通して多くのファンに支えられながら、音楽シーンにおける存在感を発揮し続けています。スキップカウズの今後の活躍にも大いに注目が集まります。

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