スーパーロボット大戦COMPACT3

スーパーロボット大戦COMPACT3

『スーパーロボット大戦COMPACT3』は、バンプレストが手掛けたシミュレーションRPGで、ワンダースワンカラーおよびスワンクリスタル専用のソフトです。本作は「スーパーロボット大戦」シリーズの一環として、デフォルメされたロボットたちが競演する魅力的なクロスオーバー作品となっています。キャッチコピーは「新たなる戦士、君は何を見る…。」という言葉が示す通り、新たな冒険との出会いが期待されます。

概要

本作は、シリーズ内シリーズであるCOMPACTシリーズの5作目であり、最終作となる位置付けにあります。ただし、前作である『スーパーロボット大戦COMPACT2』とは異なるストーリーで独立しています。バンプレストのワンダースワンにおける最後のタイトルでもあり、全32話（分岐を含むと38話）で、プレイヤーはさまざまな戦闘を体験できます。

あらすじ

物語は宇宙世紀00XX年に設定されています。地球連邦は一年戦争やグリプス戦役、さらには人外の存在であるDr.ヘルやミケーネ帝国からの侵略によって疲弊し切っています。このため、連邦軍は独立遊撃部隊であるアーガマ隊に諸問題の解決を依頼します。アーガマ隊を率いるブライト・ノアは、突如ジャブローとの連絡が途絶える事態に直面し、急行しますが、ジャブローは謎の存在「修羅」に襲われてしまいます。

その修羅の中には、戦闘に生きるフォルカ・アルバークという存在がいます。彼は、様々な仲間と出会い、戦いの意義についての理解を深めていきます。アーガマ隊は、マジンガー、ゲッター、コン・バトラーVなどの支援を受けつつ、残党狩りに専念する中で、異世界へと送られることになります。異世界の「バイストン・ウェル」にたどり着いたアーガマ隊は、新たな仲間と共に戦うことになります。

再び地上界に戻ったアーガマ隊は、コンギスター軍からの宣戦布告を受け、博士が開発したメカンダーロボを駆使して、さまざまな敵と対峙します。アーガマ隊は多くの戦いを経て、最終的には、異世界での戦争に強制的に介入させられながら、全ての戦いを終わらせるために動きます。

登場作品とシステム

本作には、いくつかの新規参戦作品が含まれており、特に『魔境伝説アクロバンチ』や『天空のエスカフローネ』などがあります。これまでの作品では、ある特定のキャラクターや機体のみが登場していましたが、本作では原作のストーリーが新たに再現され、多くのファンに喜ばれています。

また、本作には「スキルコーディネイトシステム」の変更や、援護攻撃・援護防御の任意選択などの新たなシステムが導入され、遊びやすさも追求されています。戦闘アニメーションや途中セーブ機能の追加など、ユーザビリティの改善が見られる点も特徴です。

プロモーションと関連商品

本作のプロモーションは、テレビCMやメールマガジンなどを通じて行われ、特に参戦作品のラインナップに対する驚きを強調しました。また、攻略本『スーパーロボット大戦COMPACT3 パーフェクトガイド』もリリースされ、プレイヤーにとっての有効なサポートが提供されています。

『スーパーロボット大戦COMPACT3』は、その魅力的なストーリーやシステムを通じて、多くのファンに愛され続けています。

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