ゾーラ族

ゾーラ族について

ゾーラ族（Zora）は、任天堂による人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズで見られる独自の種族であり、主に水中で生活する半魚人のような姿を持っています。初期の作品では主人公リンクの敵として描かれることが多かったものの、シリーズが進むにつれて彼らは友好的な存在として扱われることが増えていきました。以下では、ゾーラ族の登場作品や主なキャラクターについて詳しく解説します。

登場作品

ゼルダの伝説

最初の作品ではゾーラは敵として登場し、時折水中から姿を現してリンクをビームで攻撃します。

リンクの冒険

この作品でも敵として現れ、地上での戦闘を行います。

ゼルダの伝説 神々のトライフォース

本作では、キングゾーラという友好的なゾーラが登場し、リンクに水かきを販売することで交流を持ちます。また、ゾーラは水中攻撃が主体ですが、浅瀬では二足歩行でも襲ってきます。物語の中盤には、姿を変えたモンスター「クー」も現れます。

ゼルダの伝説 時のオカリナ

ここでは「ゾーラ族」という種族名称が初めて用いられます。彼らは「ゾーラの里」という集落を成し、王であるキングゾーラが統治しています。ゾーラの泉に住む「ジャブジャブ様」という巨大な魚を神として崇めています。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

この作品では、ゾーラたちは「ゾーラホール」という集落を形成し、バンド「ダル・ブルー」を結成しています。また、ここで卵生生殖が行われていることが明らかにされます。リンクは「ゾーラの仮面」を着用することで、彼らの姿を模した「ゾーラリンク」に変身可能です。

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実

両版でゾーラ族は敵として登場しますが、「時空の章」では友好的なゾーラと敵対するゾーラを明確に区別しています。

ゼルダの伝説 風のタクト

本作では、過去のゾーラ族がリト族という鳥の特性をもつ種族に進化したとされています。

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

ここではゾーラ族そのものは登場しませんが、過去の女王の冠が登場します。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

再びゾーラの里で暮らすゾーラが登場し、女王ルテラが失われたことによって統治者のいない状態が続いています。

ゼルダの伝説 大地の汽笛

本作も前作同様にゾーラは登場しませんが、女王の冠が再び見受けられます。

ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

ここでのゾーラたちは、友好的な種族と敵対する種族の二種類に分類されています。

ゼルダ無双

本作には「時のオカリナ」からのキャラクターが登場します。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

この作品では、ゾーラ族はラネール地方で生活し、長寿であることや電気に弱いことも明らかにされています。彼らは新たにリト族も登場します。

主なキャラクター

• - キングゾーラ: ゾーラ族の王で、いくつかの作品に登場。言語表現やキャラクターが作品ごとに異なる。
• - ルト: 王女で、おてんばな性格を持ち、リンクに好意を抱く。
• - ミカウ: ゾーラのバンド「ダル・ブルー」のギタリストで、恋人を守るために立ち向かう。
• - ラルス: ゾーラ族の王子で、母の遺志を継ごうと決意する。
• - ミファー: ゾーラ族の英傑で、リンクに協力するが、大厄災で命を落とす。

以上がゾーラ族に関する概要です。彼らの物語はシリーズを通してお互いに関連しあい、ファンに愛され続けています。

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