ダンスアライブ

ダンスアライブ(DANCEALIVE)

ダンスアライブは、日本発のストリートダンスバトルイベントであり、1on1の形式を採用しています。2005年の初開催以降、日本全国で多くのダンサーが参加し、熱いバトルを繰り広げています。現在は「DANCE ALIVE HERO’S」としても知られており、毎年、両国国技館で決勝戦が行われるなど、盛り上がりを見せています。

概要

ダンスアライブは、1対1のダンス対決を基にしたシンプルなルールで運営されています。参加者はランダムで流れる音楽に合わせて即興で踊り、最も多くのJUDGEの票を得たダンサーが勝者となります。2023年現在、ダンスのスタイルは主に6つの部門に分かれています。一般部門にはHOUSE、HIPHOP、BREAKING、ALL STYLESがあり、中学生以下向けのKIDS部門や、大学・専門学校対抗のRIZE部門も存在します。

全国各地で予選が実施され、毎年4月には決勝大会が開催されます。両国国技館で行われる「DANCEALIVE FINAL」は、日本最大級のダンスフェスであり、毎年1万人以上の観客を魅了しています。このイベントでは、他にダンススタジオや高校ダンス部、大学生・社会人ダンスサークルのショーケースやコンテストなども併催されるため、全世代のダンスファンが集う一大イベントとなっています。

歴史

ダンスアライブは、2005年3月21日に初めて開催されました。当初はHOUSEとHIPHOPの2ジャンルのみでしたが、その後、様々なジャンルが追加されていきます。2006年にはBREAKINGが新たに追加され、段階を経てKIDS部門やRIZE部門も創設されました。特に注目すべきは、2008年の「DANCE@LIVE FINAL」が初めて両国国技館で開催されたことで、ダンスシーンに新たな歴史を刻みました。

その後も毎年のように新しい挑戦が続き、2018年にはワールドカップが開催されるなどの国際化も進展しました。また、2020年からは新型コロナウイルスの影響がありましたが、オンラインでの開催が行われるなど、柔軟に対応していきました。

現在の取り組み

2023年からは「DANCEALIVE」として名称が変更され、引き続き多様なスタイルに焦点をあてたイベントが展開されています。予選の回数や審査システムも見直され、より多様性に富んだダンスの発信が促進されています。オンライン予選の導入や、海外参加者の増加など、新たな可能性を広げる取り組みも行われています。

まとめ

ダンスアライブは、ただのダンスバトルイベントに留まらず、ダンス文化全体を盛り上げる大規模な文化イベントへと成長してきました。これからも新たな挑戦と進化を続け、ダンサーたちのクリエイティビティと情熱が集結する場として多くの人々に愛されていくことでしょう。

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