ディズニー・オン・アイス

ディズニー・オン・アイス

『ディズニー・オン・アイス』は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが主催し、米国のフェルド・エンターテイメントが制作するアイスショーです。このイベントは、ディズニーのキャラクターたちがフィギュアスケートを通じて夢のようなパフォーマンスを披露するもので、多くの観客を楽しませています。

概要と歴史

このアイスショーは1981年に『Walt Disney's WORLD ON ICE』として始まり、1999年から現在の名称『Disney ON ICE』に変更されました。その後、様々な演目がラインナップされ、約10種類のパフォーマンスが展開されています。例えば『Worlds of Fantasy』『Disney's High School Musical: The Ice Tour』『Princess Wishes（プリンセス ドリーム）』など、多彩なテーマが観客の期待に応えています。

ショーは世界50ヵ国以上で上演され、毎年1,000万人以上の観客を魅了しています。日本においては1986年に中京テレビ放送が招聘し、以来夏から秋にかけて全国各地で公演が行われてきましたが、2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止されました。

主なキャストと特別出演

日本における歴史の中で、松浦功さんが1999年に『75 Years of Disney Magic』のピノキオ役に抜擢されたことは、特筆すべき出来事です。日本人として初めての主役として活躍し、現在も『100 Years of Magic』に出演しています。また、2005年度の公演『モンスターズ・インク』では日本人女性が主役の一人に選ばれ、特に佐野緑さんはフィギュアスケート界でも注目されています。

アンバサダーとプロモーション

毎年、公式アンバサダーが起用され、イベントのプロモーションが行われています。2000年以降はPRキャラクターも登場し、開催地のテレビ局でインフォマーシャルが放送されることがあります。これにより、地域社会とのつながりを深めつつ、多くの人々にこの素晴らしいイベントを知ってもらうことを目的としています。

日本公演の特徴

日本における『ディズニー・オン・アイス』は、演目によって会場が異なり、命名権によりその名称も変わることがあります。また、2011年には東日本大震災の影響を受け、宮城県でのチケット発売が延期されましたが、使用再開されたグランディ・21総合体育館での開催が行われました。

まとめ

『ディズニー・オン・アイス』は、フィギュアスケートとディズニーの世界を融合させた、子供から大人まで楽しめる夢のエンターテインメントです。これからも多くの人々に愛され続け、心に残る思い出を提供し続けることでしょう。

もう一度検索