ドコモ光

ドコモ光とは

ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用しています。このサービスは、光コラボレーションモデルに基づいており、フレッツ光と同様に最大10Gbpsの高速通信が可能です。一般的な利用では上下最大1Gbpsのプランが提供され、一部地域では10Gbpsの高速プランも利用できます。

サービス内容は、インターネット接続のほか、固定電話と同等の品質を持つIP電話サービス、多チャンネルテレビ放送、ビデオオンデマンド（VOD）などが含まれます。これにより、インターネットだけでなく、エンターテイメントもまとめて楽しむことができます。

さらに、ケーブルテレビ会社の光回線を利用する「ドコモ光 タイプC」という選択肢もあります。このタイプでは、上下最大1Gbpsまたは10Gbpsのインターネット接続が可能で、一部のケーブルテレビ会社では、自社サービスとのセット割引も提供されています。

対応エリア

ドコモ光（タイプA、タイプB、単独タイプ）の対応エリアは、NTTフレッツ回線を使用しており、一部地域を除く全国で利用可能です。ただし、10Gbpsの高速プランは一部地域に限定されています。提供エリアは順次拡大されており、2023年2月1日にはNTT西日本エリアのマンション向けプランが拡大しました。

東京都で10Gbpsが利用できる主なエリア

大田区、世田谷区、杉並区、練馬区、板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区、目黒区、中野区、品川区、北区、江東区、港区、渋谷区、新宿区、千代田区、台東区、中央区、文京区、豊島区、墨田区、狛江市、調布市、三鷹市など。

大阪府で10Gbpsが利用できる主なエリア

大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市の一部エリア。

ドコモ光 タイプCは、各ケーブルテレビ会社の営業エリアが提供範囲となりますが、一部エリアに限られる場合もあります。

ドコモ光セット割

ドコモのスマートフォンとドコモ光をセットで契約すると、一部のスマホ料金プランで割引が適用されます。割引額は料金プランやスマホのデータ利用量によって異なるため、詳細はドコモの公式ウェブサイトで確認が必要です。このセット割を利用することで、通信費の節約が期待できます。

対応プロバイダ

ドコモ光の契約には、NTTドコモとは別にインターネットサービスプロバイダ（ISP）との契約が必要です。ISPによって料金や特典が異なるため、契約前に比較検討することをおすすめします。光回線自体の品質はどのISPを選んでも変わりませんが、バックボーン回線の品質やネット接続以外のサービス内容はISPによって異なります。

主な対応プロバイダ（2024年11月25日現在）

タイプA・タイプCとタイプBでは月額料金が異なるため、契約前に確認してください。

沿革

2015年1月29日: 「ドコモ光」および「ドコモ光パック」提供開始を発表。
2015年2月16日: ドコモ光の事前受付を開始。
2015年3月1日: ドコモ光の提供を開始。
2015年4月22日: dTVターミナル発売開始、「dTV」ブランドをスタート。
2015年6月1日: ISP料金一体型（タイプB）の提供を開始。
2015年9月3日: ひかりTV対応チューナーがdTVに対応。
2015年12月21日: ドコモ光の契約件数が100万件を突破。
2016年3月1日: ドコモ光ミニの提供を開始。
2016年4月18日: 熊本地震に対する支援措置を発表。
2016年4月20日: ドコモ光電話とドコモ光テレビオプションの提供を開始。
2016年5月: 光☆複数割の適用を開始。
2016年6月22日: ドコモ光の契約件数が200万件を突破。
2016年12月1日: ドコモ光 タイプC（現：ドコモ光 1ギガ タイプC）の提供を開始。
2017年1月14日: ドコモ光の契約件数が300万件を突破。
2017年2月15日: ドコモ光ルーター01を発売し、光ルーターセキュリティを開始。
2017年5月8日: ネットトータルサポートの光リモートサポートを拡充。
2020年4月1日: ドコモ光 10ギガの提供を開始（東京都23区の一部）。
2024年3月1日: ドコモ光 10ギガ タイプCの提供を開始。

外部リンク

* ドコモ光

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