のりのり

のりのり：テレビ金沢のバラエティ番組

『のりのり』は、テレビ金沢で毎週月曜日から金曜日まで深夜に放送されていた人気バラエティ番組である。この番組は、特に深夜帯の独自の放送形態で視聴者の関心を集めていた。独特な時間設定で放送されていたことから、視聴者はそのユニークなスタイルを楽しむことができた。

放送スケジュールと枠の設定

『のりのり』は、月曜から水曜までは25時05分に、木曜は24時44分、金曜は24時58分から放送されていた。当局が設定したこの放送枠は、同時期に放送されていた他の番組とともに一つのグループとして位置付けられていた。例えば、月曜日、火曜日、金曜日には、2本の番組が繋げて一つの『のりのり』として表示されていたが、日本テレビの『1900』のように専用のロゴマークを表示することはなく、番組表や電子番組ガイド（EPG）上では一般的にこのように扱われていた。こうした編成スタイルは、視聴者がこの時間帯を楽しむ新たな手法となっていた。

特徴的な放送形式

当番組の際立った特徴は、放送時間の取り方である。通常の60分番組ではCM枠を増加させ、実際の放送時刻を62分とし、更に後半の番組が30分の場合には2分間の延長を行う。これにより視聴者は濃厚な内容を楽しむことができる工夫がなされていた。また、他の深夜番組では天気予報も6分間の放送を行うなど、独特な番組編成が続けられていた。このような柔軟な放送スタイルは、視聴者からの好評を博し、テレビ金沢の深夜プログラムの特徴として定着していた。

番組の変遷と廃枠

しかし、『のりのり』は2012年3月をもってその枠が廃止されることとなった。この決定以降は、放送されていた各番組が独立したタイトルで放送されるようになり、視聴者にとっては少しの寂しさを伴うこととなった。それでも、多くの人々は『のりのり』での楽しい時間を忘れることなく、懐かしの番組として心に残っていることだろう。

まとめ

テレビ金沢『のりのり』は、独特の放送スタイルと構成で視聴者に支持されていた深夜のバラエティ番組であった。複雑に編成された番組枠と、調整された放送時間が視聴者に新鮮さを提供していたこの番組は、2012年の廃枠に至るまで多くのファンに親しまれていたことに疑いはない。テレビ金沢の新たな挑戦の象徴であった『のりのり』の記憶は、これからも色あせることはないだろう。

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