パウル・ランダース

パウル・H・ランダース：ラムシュタインを支えるギタリスト

パウル・H・ランダース（Paul Heiko Landers）は、ドイツの誇るインダストリアルメタルバンド、ラムシュタイン（Rammstein）のリズムギター担当として世界的に知られるミュージシャンです。身長178cm。

生い立ちと音楽への目覚め

ドイツ人の父とポーランド人の母の間に生まれたランダースは、幼少期から音楽に親しんで育ちました。ピアノとクラリネットを習得した後、15歳でギターを手にしたことが、彼の音楽人生を決定づけました。また、ロシアに住んでいた経験があり、ロシア語を話せるという一面も持っています。

音楽キャリアの初期

音楽活動を始める前は、図書館でボイラーマンとして働いていた時期もありました。1983年には、クリスチャン・ロレンツ（ラムシュタインのキーボーディスト）らと、パンクバンド「Feeling B」を結成し、音楽キャリアをスタートさせます。

1984年に結婚した際、彼はファーストネームとミドルネームを入れ替え、妻の姓であるランダースを名乗るようになりました。

1980年代後半には、後のラムシュタインのメンバーとなるティル・リンデマン（ボーカル）、リヒャルト・Z・クルスペ（ギター）と出会い、交流を深めます。

1992年には、「First Arsch」に参加し、『Saddle Up』をリリース。
1993年、「Tempelprayers」のデモテープを聴いて感銘を受け、同バンドに加入しました。

ラムシュタインでの活躍

ランダースは、ラムシュタインにおいて、リフを刻む重要なリズムギターを担当し、バンドのサウンドを支えています。ステージ上での激しいパフォーマンスも彼の魅力の一つです。

使用楽器

ランダースは、様々なギターやアンプを使用することで知られています。以下に代表的な使用楽器を挙げます。

ギター
Gibson Paul Landers
Gibson Les Paul Studio
Music Man Axis and Van Halen Signature model
ESP Eclipse I CTM Paul Landers Signature
Sandberg Custom Plasma Guitar
Ibanez AXS32
ESP-LTD EC-50
Fender Jazzmaster

アンプ
Fractal Axe-FX into Rocktron Velocity 300 power amp
Bogner Uberschall
TECH21 PSA-1
Mesa Boogie Dual Rectifier
ENGL Powerball Amplifier
Rath-Amp Amplification
Marshall JCM 800
Soldano Avenger

その他
Marshall 4x12 Cabinets
Bogner 4x12 "Uberkab" Cabinets
Mesa Boogie 4x12 Cabinets
Engl 4x12 Cabinets
Native Instruments Guitar Rig
MXR blue box on "Moskau"
* Eventide Eclipse

これらの機材を駆使し、独特のサウンドを追求しています。

家族

息子は俳優のエミール・ラインケです。

パウル・ランダースは、その音楽的才能とステージでのカリスマ性で、多くのファンを魅了し続けています。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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