パナソニックセンター東京

パナソニックセンター東京の概要

パナソニックセンター東京は、東京都江東区有明に位置しているパナソニックグループのショウルームです。2002年9月に「パナソニックセンター」としてオープンし、2004年10月5日には「パナソニックセンター東京」と名を改めました。この改称の際には、大阪に「パナソニックセンター大阪」がオープンし、それに伴って東京のショウルームも名前を変更した経緯があります。

また、同日に港区汐留に新たに開館した「ナショナルセンター東京」が加わり、後に「パナソニック リビングショウルーム東京」と改名されました。これらの展覧スペースは、パナソニックの製品や技術に触れる貴重な機会を提供しています。

特徴的なコンテンツや施設

センター内には、任天堂のゲームソフトを体験できる「ニンテンドーゲームフロント」が設けられており、ここではゲーム大会が行われることもあります。また、2006年に発売された103インチプラズマテレビが展示されており、見学者は最新のテレビ技術を体感できます。

パナソニックセンター東京には「パナソニックセンター有明スタジオ」が併設されており、これまでにM-1グランプリの決勝戦の中継や、株主総会のライブ配信など、多様なイベントが行われてきました。このスタジオは、元々吉本興業との共同運営であったものの、現在は主にイベントホールとして使用されています。

2002年から2006年にかけては林原自然科学博物館のダイノソアファクトリーも開かれていました。その後、小中学生の理数系離れを解消するために設計された「リスーピア」が2006年8月にオープンしましたが、2020年12月に閉館しました。そして2021年には新たに「クリエイティブミュージアムAkeruE」が開館しました。

アクセスと周辺の施設

パナソニックセンター東京へのアクセスは非常に便利で、東京臨海高速鉄道りんかい線の国際展示場駅から徒歩1分、ゆりかもめの有明駅および東京ビッグサイト駅からもそれぞれ徒歩5分の距離に位置しています。周辺にはシンボルプロムナード公園や、相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明、東京ビッグサイトなど、多くの観光施設があります。

さらに、館内の通行はTOC Ariake方面へのアクセスが公認されており、利便性が高いのも特徴です。パナソニックセンター東京の営業時間に関わらず、りんかい線の初電から終電まで通行が可能です。

スケジュールと今後の動向

2024年12月25日、パナソニックセンター東京は閉館されることが同年3月に発表されました。この閉館に伴い、東京でのショウルーム機能は2025年3月にリニューアルオープンする予定の「パナソニック東京汐留ビル」に移行する計画です。これにより、新たな形でのパナソニックの製品体験が提供されることが期待されています。

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