ビビッドアーミー

ビビッドアーミーの概要

『ビビッドアーミー』は、日本のゲームポータルサイト「G123.jp」から配信されているブラウザゲームです。2019年3月25日に開始され、ゲームジャンルはリアルタイムストラテジーとして位置づけられています。本作は中華人民共和国の江娯互動科技有限公司（江牛インタラクティブ）が開発したゲーム『世界争霸』や『Top War』の日本語版であり、CTW株式会社が運営しています。プレイヤーは司令官として、自軍を育成し、強化していくことが求められます。特に「合体」システムがユニークで、同じ兵士を組み合わせることでより強力な部隊を作り出せるのが特徴です。

2020年1月30日時点で、プレイヤー数は1000万を越え、多くのユーザーに支持される人気タイトルとなっています。ゲームの基本的なシステムは、他のリアルタイムストラテジーゲームに似ており、プレイヤーは拠点内で施設を建設し、兵士を育て、資源を採掘します。また、他のプレイヤーとの同盟や戦闘も行いながら、自軍を強化していくことが肝要です。

ゲームシステム

ビビッドアーミーのゲームシステムは、拠点の「世界」と「基地」の2つのエリアに分かれています。「世界」エリアでは、プレイヤーや敵が点在しており、対戦や協力を行います。そして「基地」エリアでは、プレイヤー自身が拠点を発展させ、軍を強化することができます。特に、兵士と施設の合体強化システムが特徴で、これにより戦力を大きく伸ばすことが可能です。

また、美少女キャラクターが英雄として登場し、バトルや資源収集をサポートする役割を担っています。各英雄はスキルを持ち、スキルを向上させることでより強力なバフ効果を発揮します。課金を通じて、基地スキンやエフェクト、進軍スキンといったカスタマイズ要素を手に入れることができ、見た目だけでなく特殊能力やバフ効果を付加することもできます。さらに、基地内では装飾物を配置することも可能で、これらはイベントや課金によって得られます。

コミカライズとコラボレーション

本作は、人気のキャラクターをテーマにしたコミカライズも展開しています。「ビビッドアーミー」は、作画：山葵るお、ストーリー：千鳥雷夜によって電子コミックとして配信されています。また「びびっど4こまげきじょう」も同様にリリースされており、キャラクター設定画も収録されています。これによって、さらなるファン層を獲得しました。

ゲームシステムが類似しているため、ビビッドアーミーと『Top War』はサーバーが異なるものの、共通のコンテンツも多いです。広告戦略としては、YouTuberやアイドルグループとのコラボCMが話題となり、多くのユーザーを惹き寄せる展開が見られます。

広告に関する問題

しかし、ビビッドアーミーの広告には一部で苦情も寄せられています。「どこのサイトでもビビッドアーミーのバナーが目に入る」「広告内容と実際のゲームにズレがある」などのフィードバックがあり、著名な弁護士が景品表示法に抵触する可能性を指摘しています。さらに、2023年にはイラストレーターによる訴訟もあり、ゲーム広告のコンテンツが議論を呼びました。

まとめ

『ビビッドアーミー』は、リアルタイムストラテジーの魅力を色濃く反映した作品で、多様なシステムが楽しめます。特に合体による兵士の強化や、コミカライズ展開、派手な広告が特徴的ですが、広告内容についての議論も進行中です。プレイヤーはこれらの要素を踏まえながら、自軍の拡張を目指します。

もう一度検索