ピオレ姫路:姫路駅前に広がる複合商業施設
兵庫県姫路市の
JR姫路駅直結の
駅ビルであるピオレ姫路は、ショッピング、グルメ、エンターテインメントが一体となった複合商業施設です。旧
駅ビル「フェスタ」の後継として、
2013年4月30日に開業しました。本館をはじめ、高架下施設のピオレ2、ごちそう館、おみやげ館から構成され、多様な店舗が約200店集積しています。総店舗面積は約2万3千
平方メートルにも及びます。
姫路城をイメージしたデザインと環境配慮
ピオレ姫路は、その外観デザインに
姫路城をモチーフとしており、白を基調とした美しい建物は、周辺環境にも調和しています。北側の壁面にはLED照明が設置され、夜間は幻想的な演出が施されます。また、環境への配慮として、南側の壁面には
太陽光発電パネルが設置されており、発電された電力は照明などに利用されています。屋上には集光装置があり、
太陽光を
光ファイバーを通じて階下の照明に供給するなど、先進的な技術も取り入れられています。
多様な店舗と充実した設備
ピオレ姫路本館は地上6階、地下1階建てで、ファッション、雑貨、飲食店など、幅広いジャンルの約119店舗が入居しています。各階はそれぞれのテーマに沿って構成され、買い物客は快適な空間でショッピングを楽しめます。高架下施設には、書籍、生活雑貨、食品、お土産などを扱う店舗が並びます。ピオレ2には、若い世代向けのファッションや雑貨店などが集積しています。
また、ピオレ姫路には、デジタルサイネージによる情報案内や、休憩スペース、多目的ホールなども設置されており、快適な滞在をサポートする設備が充実しています。本館と
山陽姫路駅ビルを結ぶ連絡デッキ「キャッスルビュー」からは、
姫路城を一望できます。
アクセスと周辺情報
ピオレ姫路は
JR姫路駅直結という抜群の立地を誇ります。アクセスも容易で、電車を利用する旅行者や地元住民にとって非常に便利です。周辺には、
姫路城、
兵庫県立歴史博物館、
姫路市立動物園など、多くの観光スポットも点在しています。ピオレ姫路を拠点に、姫路観光を楽しむこともできます。
開業までの経緯と発展
ピオレ姫路の建設は、姫路駅周辺の再開発事業の一環として行われました。既存の
駅ビルを解体・移転し、新たな
駅ビルを建設する計画は、地元住民や関係者との協議を経て実現しました。開業当初から高い集客数を誇り、
姫路市の経済活性化にも大きく貢献しています。
まとめ
ピオレ姫路は、ショッピング、グルメ、観光など、様々なニーズに対応できる複合商業施設です。
姫路城をイメージした美しいデザイン、環境に配慮した設備、そして充実した店舗ラインナップは、地元住民だけでなく、観光客にも高い満足感を与えています。姫路を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
営業時間:
ピオレ1・ピオレ2・ピオレ3:10時~20時(一部店舗は営業時間延長あり)
ピオレ1(地下1階飲食店):11時~22時
ごちそう館:10時~21時
おみやげ館:8時30分~20時
休館日: 不定休(一部店舗を除く)