ファイトリーグ

ファイトリーグ

『ファイトリーグ』（Fight League）は、株式会社ミクシィ内のスタジオ「XFLAG」より配信されていたiOS・Android用ゲームアプリです。基本プレイ無料のアイテム課金制で、2017年6月22日から2020年3月31日までサービスが提供されました。

ゲームの特徴

キャッチコピーは『BE THE BEST TOGETHER　オマエと一緒に頂点へ』。この言葉が示すように、2人協力プレイに重点を置いていました。後に「友達とワイワイ楽しめるバトルエンターテイメントを提供すべく、友達と対戦したり、友達の試合を観戦して楽しい機能も提案していく」という方針のもと、『知が騒ぐ。12マスの頭脳戦。』という新たなコンセプトが打ち出されました。

サービスの流れ

2017年6月22日: 日本、韓国、台湾、香港、マカオ、カナダでサービス開始。
2018年6月28日: 大型アップデートを実施。ファイターやアイテムが入手できるガチャチケット、ファイターをレンタルできるレンタルメダル、バトル観戦機能などが追加されました。また、全ファイターに詳細なプロフィールであるファイターストーリーが追加され、キャラクターの背景を知ることが可能になりました。
2019年3月1日: Ver.3.0アップデートを実施。プレイヤーからのフィードバックを基に、ゲームバランスの調整が行われました。手札を選んでバトルできるスタートピック機能、リーダーHPボーナスなどが導入されました。
2020年3月31日: サービス終了。

ゲームシステム

10人のファイターでチームを組み、4×3マスのフィールドにファイターを配置して、矢印アーツで相手ファイターを攻撃します。相手チームのリーダーを撃破すれば勝利となります。

ボードゲームやカードゲームに似た戦略性が特徴で、ファイターごとに決まった矢印アーツで攻撃や味方との連携を行います。2人協力プレイでは、タッグを組んだ相方のファイターも使用可能です。

ファイターの育成要素はなく、カードゲームのような感覚でプレイできます。対人戦に重点が置かれており、最終的には全世界のプレイヤーとの対戦が可能になります。

ファイターは対人戦やガチャで入手でき、重複した場合はセンスが上昇します。センスが上がるとクリティカルが発生しやすくなります。また、一部ファイターには「ファイトスピリッツ」を消費して外見と性能を変える「スタイルチェンジ」が用意されています。

ゲーム中の実況は、声優の立木文彦氏が担当していました。

ブランド

ゲームには、世界観の異なる様々なブランドが登場し、それぞれに個性的なファイターが存在します。ファイターのデザインには、1体あたり約1.5ヶ月の期間を要したとのことです。

十八番街

キャッチコピーは『俺の十八番を魅せてやる!』。和風の世界観が特徴で、文化や伝統を重んじる住人たちが登場します。マスコットキャラクターは、ネコと達磨を融合させたニャニャコロビです。バランスの取れたオールラウンドタイプのブランドで、召喚スキルを持つファイターも存在します。

GGG (Gear Gadget Generators)

キャッチコピーは『NO TECH,NO LIFE.』。オーバーテクノロジーの世界観を持つブランドで、ファイターは機械などをモチーフにしています。階層構造を持ち、それぞれ独自の文化を形成しています。長射程攻撃と支援スキルを持つファイターが多く、テクニックタイプに分類されます。

アスリートクリーチャーズ

キャッチコピーは『ONE FOR ALL,ALL FOR FIGHT.』。動物や獣人がスポーツ選手として活躍する世界観を持つブランドです。攻撃力に特化したパワータイプで、チェインアーツは苦手としています。

Justice Professionals

キャッチコピーは『さぁ、出勤だ!』。職業をヒーローに見立てた世界観で、ヒーローとヴィランが登場します。高いHPとチェインしやすいアーツを持ち、ピンチ時に強化される堅守タイプです。

TOYS of the DEAD

キャッチコピーは『夜が来たよ!一緒に遊ぼ!?』。玩具とホラーを融合させた世界観で、死者の魂が宿った玩具たちが登場します。高い攻撃力と長射程アーツを持ちますが、HPが低いトリッキーなブランドです。

モンスターストライク

2019年8月15日より登場したブランドで、モンストのキャラクターが登場します。ブランドシンボルは、モンストのマスコットであるオラゴンです。敵メンバーの処理に特化したフレキシブルタイプです。

フリーランス

上記のブランドにも属することができるブランドです。

開発

スマートフォン向けの大衆化を目指し、「シンプルさと奥深さ」「誰もが楽しめること」「対戦ゲームが苦手な人を巻き込むこと」を重視して開発されました。モンスターストライクの開発ディレクターを務めた楠井大地氏がプロデューサーに就任しました。

Webアニメ

『ファイトリーグ ギア・ガジェット・ジェネレーターズ』のタイトルで、2019年2月14日から8月8日までYouTubeチャンネル「XFLAG ANIME」にて配信されました。ナレーションは立木文彦氏が担当し、ゲーム内でもアニメサイドストーリーが展開されました。

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