ファイナル・デッド

『ファイナル・デッド』（原題：The Breed）は、2006年に公開されたアメリカの動物パニック・ホラー映画です。ニコラス・マスタンドレアが監督を務め、ウェス・クレイヴンが製作総指揮として参加しています。

物語は、休暇を利用して孤島を訪れた5人の若者たちが、そこで凶暴化した犬の群れに襲われるというものです。自家用飛行機で島に到着した彼らは、すぐに犬たちの襲撃を受け、飛行機を失い、仲間にも死傷者が出てしまいます。生き残った若者たちは、島からの脱出を試みますが、凶暴な犬たちが次々と襲い掛かります。

この映画では、訓練された本物の犬に加え、アニマトロニクス、特殊効果、視覚効果、CGといった様々な特撮技術が駆使され、リアルで迫力のある犬の描写がされています。特に、アニマトロニクスで制作された犬は、そのリアルさで観客を恐怖に陥れます。

キャスト

ミシェル・ロドリゲス
オリヴァー・ハドソン
タリン・マニング
エリック・ライヴリー
ヒル・ハーパー

スタッフ

監督：ニコラス・マスタンドレア
製作総指揮：ウェス・クレイヴン、ハル・サドフ
製作：トーマス・ベッカー、デヴィッド・ランカスター、マリアンヌ・マッダレーナ、カレン・ヴンドラ、イエルク・ヴェスターカンプ、ダヴィド・ヴィヒト
脚本：ロバート・コンテ、ピーター・マーティン・ワートマン
音楽：マーカス・トランプ
撮影監督：ジュリオ・ビッカリ
編集：ネイサン・イースターリング
衣装デザイン：ディアナ・シリアーズ
音響デザイン：スティーヴン・ハンター・フリック、ジョナサン・ミラー
美術デザイン：ジョニー・ブリート
美術監督:フラン・ヴォス
セット・デザイン：シーラ・ホックマン
セット装飾：メリンダ・ラウンスパック
照明：JP・ハンキンス、スティーヴン・ヨーク
アニマトロニクス・デザイン:グレアム・プレス
アニマトロニクス制作：ジャコ・スナイマン、リントン・リチャーズ、他五人
特殊効果コーディネーター：アントン・ヴォスター
視覚効果監修：サイモン・ハンセン、アリ・マレカ
3DCG：マイク・バックランド、他四人
スタント指導：ローリー・ヤンセン
動物トレーナー：スレッド・レイノルズ、トーマス・ローチ、タマラ・アンドリュース、他七人
助監督：マリア・マンティア

挿入歌

COOL AS KIM DEAL
TOMHAT TOMCAT
DOWN IN SUGARLAND
I'M ALIVE NOW
WILL IT EVER CHANGE?

各国のレイティング

アメリカ：R（17歳未満は保護者の同伴が必要）
日本：未審査
イギリス：15
フィリピン：R-13
アイルランド：15A（15歳以上推奨）
シンガポール：PG（幼年者には不適切）
アルゼンチン：13
イタリア：VM14（14歳未満は禁止）
フィンランド：K-15
ノルウェー：15
オーストラリア：M（15歳以上推奨）
ポルトガル：M/16

トリビア

映画には犬が殺されるシーンが多数含まれていますが、それらは全て特撮によるもので、動物愛護団体のチェックを受けています。
全編が南アフリカで撮影されました。
『ファイナル・デッド　ダーク・ウォッチャー』という映画がありますが、これは日本側が邦題を似せただけで、内容としては全く関係ありません。

外部リンク

ファイナル・デッド - allcinema
The Breed - オールムービー（英語）
The Breed - IMDb（英語）

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