フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

認定特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンについて

認定特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン（FTCJ）は、東京都世田谷区に本部を置く、認定NPO法人です。カナダに本部を置く国際的な子ども支援団体「FREE THE CHILDREN」の日本支部として、国内外で様々な活動を展開しています。

活動内容

FTCJは、子どもたちの権利擁護とエンパワーメントを目的とし、国内外で教育支援、貧困削減、児童労働撲滅などの活動を行っています。具体的な活動内容としては、ワークショップやイベントの開催、学校や地域への啓発活動、海外の支援プロジェクトへの協力などがあります。過去8年間の事業報告書は、その活動実績を具体的に示しています。

会員制度

FTCJには、多様な会員制度があります。会員は、団体の活動を支える重要な役割を担っています。

正会員: 年会費10,000円で、団体の運営に関わる議決権を持ちます。
学生正会員: 18歳以上の学生が対象で、年会費5,000円です。正会員と同様に議決権を持ちます。
子ども正会員: 18歳以下（高校生含む）の子どもが対象で、年会費は無料です。子ども代表委員のみが総会での議決権を持ちます。
一般会員: 年会費は無料です。「子どもメンバー」と「ユースメンバー」に分かれ、活動への関わり方が異なります。
賛助会員: 個人または団体が対象で、「キッズパワー募金メンバー」として、年間を通して寄付をすることで活動を支援します。
その他: ニュースレター購読メンバーやメルマガ会員、ボランティアなど、様々な形で活動を支える人々がいます。

沿革

1995年、当時12歳だったクレイグ・キールバーガーが、児童労働問題に衝撃を受け、「FREE THE CHILDREN」を設立しました。1997年には、中島早苗がクレイグの記事に触発され、日本での活動を検討し始めました。2004年に特定非営利活動法人格を取得し、2011年には認定特定非営利活動法人として認められています。

財務状況

FTCJの収入は、寄付金や助成金が約47％を占めており、透明性の高い財務運営を行っています。2011年度の実績では、150人の寄付者から、様々な事業への支援がなされています。また、複数の助成金を受けていることからも、その実績が伺えます。財務諸表は詳細に公開されており、信頼性の高さが窺えます。

役員

2012年6月18日時点で、代表理事は中島早苗氏が務めていました。任期は2011年4月1日から2013年3月31日までです。

子ども代表委員

FTCJには、全国の子どもメンバーから選出される「子ども代表委員」という制度があります。子ども代表委員は、団体の代表として、運営や活動を企画・実施する重要な役割を担います。子ども代表委員になるには、高校3年生以下であること、3ヶ月以上積極的に活動を継続できること、児童労働撲滅への意欲があること、パソコンが使えることなどが条件です。具体的な活動としては、キャンペーンの企画実施、子どもサミット、チョコレートプロジェクトへの参加、講演会でのスピーチなどがあります。

支部

FTCJは、全国に支部を展開しています。現在、神奈川支部、東京支部、横浜山手支部、広島支部、岩手支部などが活動しています。

関連情報

フリー・ザ・チルドレン: 国際的な子ども支援団体
公式サイト:
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン 公式サイト
FREE THE CHILDREN 公式サイト（英語）

FTCJは、子どもたちの可能性を信じ、彼らの声に耳を傾けながら、より良い社会を築くために活動を続けています。

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