ボトムアップ

ボトムアップ

ボトムアップ（BOTTOM UP）は、かつて日本のコンピュータゲーム制作会社で、多くの人気ゲームを開発していました。この会社は、1990年代を中心に活動を展開し、スーパーファミコンやゲームボーイなど、当時の主要なゲームハード向けに多様なジャンルのゲームを提供していました。

主な作品

ボトムアップは数々のタイトルを世に送り出しており、代表作には以下のようなものがあります。これらのゲームは、特にスーパーファミコン時代のゲームファンに愛されていました。

• - スーパー詰将棋1000 (1994年12月16日) - スーパーファミコン
• - スーパートランプコレクション (1995年4月21日) - スーパーファミコン
• - すごろく銀河戦記 (1996年12月19日) - スーパーファミコン
• - ポケット麻雀 (1997年7月25日) - ゲームボーイ
• - トランプしようよ! (1998年10月15日) - プレイステーション
• - ポケットゴルフ (1998年9月25日) - ゲームボーイ

さらに、幾つかの作品はコンソールが変わっても人気を保ち、続編やリメイクが行われました。廃業後も、いくつかのタイトルは再発売され、特にトランプ関連のタイトルは特に人気がありました。例えば、「トランプしようよ!」は2000年にピュアサウンドから復刻版が出され、後にゲームアーカイブス版が2012年に配信されました。

廃業と権利の移転

ボトムアップは、ゲーム業界の厳しい競争に直面し、最終的に廃業に至りました。その後、いくつかのソフトウェア権は他社に買い取られ、再発売されています。例えば、ソフトマックスが「ゴルフしようよ」の権利を取得し、再発売したことがあるほか、他の作品も同様に権利が引き継がれました。

開発中止作品

ボトムアップは多くのゲームを開発しましたが、いくつかのタイトルは開発途中で中止となりました。その中には、バーチャルボーイ用の「バーチャルブロック」や、ドリームキャスト用の「大相撲（仮題）」などがあります。特に「トランプコレクション2」は、発売直前に廃業が決まったため、お蔵入りとなりました。

まとめ

ボトムアップは、90年代に多くのファンを魅了したゲーム会社であり、今でもその名作は多くの人々によって親しまれています。これらのゲームは、当時のゲーム文化を支えた重要な要素となり、ジャパニーズゲームの黄金期を象徴しています。現在では、当時のタイトルを掘り起こすことができる機会が増えており、懐かしの名作を楽しむことができるようになっています。これからも、ボトムアップの作品は多くの人々に愛され続けることでしょう。

もう一度検索