マリンパーク駅

マリンパーク駅：六甲アイランドの拠点駅

神戸新交通六甲アイランド線（六甲ライナー）のマリンパーク駅は、兵庫県神戸市東灘区向洋町中にある高架駅です。駅番号はR06。2022年7月からは、神戸国際大学のネーミングライツ取得により副駅名として「神戸国際大学前」も使用されています。

開業から現在まで

計画当初は「六甲島南」という仮称で呼ばれていましたが、1990年2月21日、六甲ライナーの開業と同時にマリンパーク駅が開業しました。しかし、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では大きな被害を受け、六甲ライナー全線が運休。同年5月12日にアイランド北口駅～マリンパーク駅間が復旧し、営業を再開しました。

駅構造と特徴

マリンパーク駅は島式ホーム1面2線の高架駅です。平日の朝ラッシュ時のみ1番線が使用され、それ以外の時間は2番線からの発車となります。夜間には車両の滞泊も行われています。六甲アイランド線の終着駅ではありますが、車両基地の存在から、線路はRICS（六甲アイランドカースクール）付近まで延伸しています。

駅周辺の施設

マリンパーク駅周辺は、教育・スポーツ施設が充実した地域です。駅周辺には、神戸市立六甲アイランド高等学校、神戸国際大学、甲南大学総合体育施設、高羽六甲アイランド小学校といった教育機関が立地しています。また、マリンパークやカネディアン・アカデミーなどのレクリエーション施設、そして六甲島検車場、デカパトス、神戸レディースフットボールセンターといった施設も近隣にあります。これらの施設の存在が、駅の利用者の多様性にも繋がっています。

アクセスと利便性

六甲ライナーを利用することで、六甲アイランド内はもちろん、神戸市内へのアクセスも容易です。周辺にはバス路線も整備されており、駅からの移動も便利です。駅周辺の商業施設は多くありませんが、生活に必要なものは比較的揃っているため、利便性が高いと言えます。

隣の駅

まとめ

マリンパーク駅は、六甲アイランドの中心部にある重要な駅です。教育機関やスポーツ施設、そして公園などが集積するこの地域は、静かで落ち着いた雰囲気を持ちながらも、利便性も高く、住むにも働くにも魅力的な場所です。今後の発展にも期待が寄せられています。駅周辺の環境整備や、さらなる交通網の充実により、マリンパーク駅はますます重要な役割を果たしていくことでしょう。

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