ゲーム『ミリティア』の詳細
概要
『ミリティア』は、
1993年にナムコから
スーパーファミコン用にリリースされたシミュレーション
ゲームで、北米では『Metal Marines』という名称で知られています。この
ゲームは、プレイヤーが民兵団「ミリティア」の司令官となり、悪の司令官ゾルゲフによる世界征服を阻止することを目的としています。日本では
1994年に発売され、さらに
1994年にはWindows 3.x用ソフトとしても登場しました。
プレイヤーは、エリック・速瀬を操作し、自陣の島にユニットを配置して敵陣を攻撃します。ルールは「海戦
ゲーム」に似ており、敵ユニットの破壊を目指しながら、リアルタイムでの戦略を求められます。生成されたユニットを駆使しながら、限られた資源を管理し、敵基地の壊滅を図ることが求められるのです。勝者となるためには、迅速かつ適切な判断が必要です。
『ミリティア』の戦闘は、遠く離れた島々を相手に行われます。ユニットを海を挟んだ敵陣に遠隔攻撃で送り込み、物資の補給やユニットの建設、修復はリアルタイムで進行します。戦闘は攻撃コマンドを選択することで行われ、ミサイルやバトラーといった多様なユニットが活躍します。
減少するリソース
戦費はユニットの建設に使われ、エネルギーは攻撃に必要不可欠です。これらの数値は時間に比例して補給されますが、敵の攻撃が進行する中で迅速な戦略が求められます。これにより、プレイヤーは攻撃や防御のバランスを考えながら戦わなければなりません。
ユニットの種類
攻撃用ユニット
- - ミサイル: 敵陣に向けて発射し、範囲内に大ダメージを与えます。
- - バトラー: 人型兵器が搭載され、着地後60秒間敵ユニットを攻撃します。
防御用ユニット
- - 対空ミサイル: 敵の攻撃を自動的に迎撃します。
- - ガンポッド: 敵バトラーを攻撃するための防衛ユニットです。
補助用ユニット
- - エネルギータンク: エネルギーの増加率を向上させます。
- - ホキュウ基地: 戦費の増加率を上げる補給基地です。
ストーリー
AD2115年、
反物質エネルギーが実用化され、世界は急速に変化しましたが、それは軍事利用にも高潮させました。小国の紛争で
反物質爆弾が使われ、
対消滅爆発が発生する中、元コロニー駐留軍の司令官ゾルゲフが自らを「大帝」と名乗り、帝国の統治のもと、各地を制圧します。壊滅状態の地上で、朱き司令官エリック・速瀬が率いる民兵団「ミリティア」が立ち上がり、戦いに挑むことになります。
総評
『ミリティア』は、独特の戦闘システムと豊かなストーリーによって、多くのプレイヤーから愛された作品です。さまざまなユニットを次々と駆使し、リアルタイムで繰り広げられる戦闘の緊張感は、
ゲームの魅力の一つと言えるでしょう。