メルヘン須長

メルヘン須長について

メルヘン須長（本名：須長、1986年1月7日生まれ）は、日本の女性お笑い芸人で、埼玉県出身です（時折、自身を川越市出身と称することもあります）。彼女はホリプロコムに所属しており、R-1ぐらんぷりの2020年大会ではファイナリストに選出されました。

略歴と経歴

高校時代はマンガ研究会に所属し、アニメ『学級王ヤマザキ』のキャラクターに憧れを抱きました。卒業後、約3年間声優・俳優の養成所に通い、2007年にはワタナベコメディスクールに入学します。お笑い活動を本格的に考え始めたのはスクールを卒業する頃でした。彼女は今でも、憧れだった声優のくまいもとこのファンであり続けています。

2008年6月からは、「メルヘン須長」としてピン芸人としての活動を開始。2010年にはホリプロのライブにレギュラー出演し、しっかりとした基盤を築いていきました。猫好きであり、キャラクターふなっしーの熱心なファンでもあります。

2018年にはコンビ「どもマリ」としてM-1グランプリに出場し、興味深い漫才を演じました。さらに、彼女は同じ事務所のものまね芸人と共に「ホリプロコムものまね軍団」としても活動しています。

R-1ぐらんぷりでは、2009年と2010年に3回戦まで進出し、2011年には初めて準決勝に進出。2020年には出場12回目にして遂に決勝に進み、その活躍が広く認知されました。

芸風と思考

メルヘン須長は『ちびまる子ちゃん』の熱心なファンであり、このアニメを題材にしたネタを多く演じています。彼女は「ちびまる子ちゃんオタク」を自称し、ちびまる子ちゃんのキャラクターを多くの役柄で模倣します。また、『サザエさん』や『クレヨンしんちゃん』など、他のアニメキャラクターの物真似も多彩です。彼女のネタは時にブラックなユーモアが含まれており、場面転換には特有の効果音や演出が用いられます。

特に、「ドラえもん」の水田わさび版の真似が得意で、藤子不二雄作品に基づくネタも多く披露しています。彼女が演じる榊マリコの物真似は、特に『科捜研の女』において注目されており、実際に沢口靖子本人との接触も経験しています。

テレビ・映画・ラジオの活動

メルヘン須長は、さまざまなテレビ番組でゲスト出演や単独エントリーを果たしており、『ものまねグランプリ』や『PON!』など、お笑い番組でその才能を発揮しています。また、数多くのラジオ番組でもその声を届け、多様な媒体で活動の幅を広げています。取得した技術を活かし、多数のライブイベントにも出席し、観客との距離を縮めています。

まとめ

メルヘン須長はその独自のキャラクターと卓越した物真似スキルで、他の芸人と一線を画す存在です。彼女の活動は多岐にわたっており、今後の成長がとても楽しみです。

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