ヤスミン

ヤスミン - 音楽ユニットの概要

ヤスミンは2005年に結成された日本の音楽ユニットで、独自のスタイルと音楽性で多くのファンを魅了してきました。彼らは2007年にメジャーデビューを果たし、音楽シーンにおいて存在感を示しています。

結成の背景

ユニットは、ギタリストのOSAMUがアメリカのニューオーリンズを訪れた後、日本に帰国し、近藤房之助によって北海道出身のボーカリストmichiと出会うことで結成されました。主に楽曲制作は彼ら自身が行い、リリースした作品の多くがオリジナル曲で占められています。

初のインディーズアルバム『poo poo pi doo』で、彼らはビーイングのインディーズレーベル「レント舎」からデビューを果たしました。その後、インディーズアルバムを2枚リリースした後に、2007年にメジャーデビューし、アルバム『トランジスタ・ブルース』を発表しました。このアルバムの収録曲「JET RAG」は、iTunes Music Storeのブルース部門チャートでトップに立つなど、注目を集めました。

音楽活動と影響

ヤスミンは、ライブパフォーマンスを活発に行い、特にOSAMUは「岩瀬オサム」として他のアーティストへの楽曲提供や作詞活動も行っています。代表的な作品には、Ryuの「遅刻」やBON-BON BLANCOの「Foxy Boy」、「くちびるエモーション」などがあります。

メジャーデビュー以降、ヤスミンは2枚のアルバムと2枚の配信限定シングルを発表し、ライブ活動を続けていましたが、2009年11月6日にOSAMUが急逝するという悲劇が襲いました。彼の突然の死は、音楽界に大きな衝撃を与えました。このため、11月16日に予定されていたライブが中止されることも発表されました。

その後の活動

OSAMUの死後、michiは2010年から自身のソロユニットとして再出発を果たし、ライブ活動やアルバム制作を行います。2012年には、デビュー以来所属していたビーイングを離れ、フリーランスとして音楽活動を継続しています。これにより、自由な表現を追求できるようになり、ますます多彩な作品を発表しています。

メンバーについて

• - michi（ボーカル）

- ヤスミンの主なボーカリストで、他のアーティストの楽曲にも参加し、その多彩な表現力が評価されています。

• - OSAMU（ギター、作詞、作曲）

- 2009年に逝去した旧メンバーで、バンドの核を成し、数多くの楽曲に関与しました。

代表作品

• - アルバム

- 『トランジスタ・ブルース』（2007年5月16日）
- 『ヒカリノキヲク』（2011年4月6日）
- 『Portrait』（2014年10月8日）

• - ミニアルバム

- 『AH〜冬ヤスミン』（2007年11月7日）

• - インディーズ作品

- 『poo poo pi doo』や『青の時代』を含む、初期の作品も重要な位置を占めています。

ヤスミンは、ただの音楽ユニットとしてだけでなく、ファンとの繋がりを大切にし、音楽の持つ力を通じて多くの人々に感動を与えてきました。これからもその活動がどのように展開されていくのか、注目が集まります。

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