ゆにばーす
『ゆにばーす』は
吉本興業に所属する男女お笑いコンビで、東京NSCの16期生から誕生しました。現在は渋谷の
ヨシモト∞ホールを拠点に、数々の舞台やイベントで活動しています。特に、
M-1グランプリにおいては2017年、
2018年、2021年とファイナリストに選ばれ、
漫才師としての地位を確立しています。
メンバー構成
ツッコミ担当であり、ネタ作りを担う川瀬は、
1984年生まれで
奈良県出身です。彼のトレードマークは青い
スラックスと透明の
眼鏡。趣味にはポケモン対戦や読書があり、特にポケモンでは大会にも参加するほどの腕前です。中学時代には剣道部に在籍し、高校では孤独な学生生活を送りましたが、その経験が彼のネタに深みを持たせています。また、彼は
M-1グランプリでの成功を目指しており、優勝後は相方にはらに賞金を全額渡し、引退する意向を表明しています。
ボケ担当のはらは
1989年生まれで、
神奈川県の
横浜市出身です。身長151cmと小柄な体格を活かし、おしゃれな衣装で舞台に立っています。ディズニーファンや動物の生態学にも詳しい彼女は、自撮りや顔マネの特技を持ち、SNSでもその才能を発信しています。彼女が芸人を目指したきっかけは、
松本人志のトークを見て自分もああなりたいと思ったことだそうです。
ゆにばーすの
漫才は、無表情なはらが奇想天外な発想を披露し、川瀬がそれに対して鋭い突っ込みを入れるという構造が特徴です。この二人の掛け合いは、多くの場合、川瀬が話す自己の体験や人生の教訓を伴って展開され、観客を惹きつけています。また、
漫才の中で川瀬が「イェエエエエエイ!!」と叫ぶのが恒例となっており、彼らのトレードマークにもなっています。
主な受賞歴・活動
ゆにばーすは、
M-1グランプリに3度ファイナリストとして進出し、2017年の大会では重要なポイントであるトップバッターでの出場を果たしました。その後も地道に舞台活動を続け、2019年の準々決勝で敗退したものの、2021年には再び決勝に進出し、過去最高成績の6位を記録しました。
2018年には
上方[[漫才協会大賞]]で新人賞を獲得し、
2022年には特別なトータルコーディネイト賞も得ています。
テレビ出演
二人の活躍はテレビ界にも広がっており、「
有田ジェネレーション」や「リフォーマーズの杖」「再発見!みっけばなし」など、多くの番組に出演しています。時には俳優として、歴史的なキャラクターを演じることもあります。
おわりに
『ゆにばーす』は、今後の活躍が期待されるコンビです。彼らの独特なスタイルと魅力的なパフォーマンスには、観客を楽しませる力が満ちています。