リオパラダイス

リオパラダイス: 基本情報

『リオパラダイス』は、2007年3月に発売されたパチスロ機の一つであり、愛称は「リオパラ」として知られています。この機械は、パチスロ5号機として位置づけられ、従来の仕様とは異なり、筐体が一新されたのが特徴です。リオをメインキャラクターに据えたこのゲームは、特に「スーパーブラックジャック」シリーズのファンにはお馴染みの存在です。

ゲームの概要

ゲームの大きな魅力は、リオが通常画面に常に登場し、プレイヤーに親しみやすい演出を提供する点です。これまでは特別な演出がなければ登場しなかったリオですが、本作ではその存在感が増しています。

設定は1から4までの4段階があり、メーカーは1、3、5、7の段階を謳っていますが、実際には1から4の設定で検定が行われています。ビッグボーナスは2枚掛けでゲームを進め、純増は約300枚です。プレイヤーは15枚役を取り、特定の役を外すことで効率的にメダルを獲得することが可能です。また、ビッグボーナスが成立すると、リオタイムと呼ばれるアシストタイムに必ず突入します。

リオタイムの特徴

リオタイム中は、通常は同時成立しない赤ベルと黒ベルのどちらが成立しているかが液晶画面に表示されます。これにより、メダルの持ちが向上しますが、共通ベルの成立がほとんどであるため、劇的に期待できるわけではありません。また、リオタイムの中でビッグボーナスが成立すると、次回のボーナスまでのリオタイム継続が確定します。

レギュラーボーナスは1枚掛けで行われ、純増は約150枚。レギュラーボーナスは内部的にCT（チャンス）として扱われ、通常の終了後にはリオタイムには入らない設定となりますが、リオタイム中にレギュラーボーナスが成立すれば再びリオタイムに戻ることができます。

小役の重複と演出の魅力

本機はボーナスと小役の重複フラグを採用しており、全てのボーナスが何らかの小役と重複する形で成立します。特にチェリーやチップ成立時の演出はボーナス期待値が高まります。バトル演出の際には、最初に「RIO」カードがカットインすることで、ボーナス成立への期待がさらに高まります。

リールストップ用のボタンには特別な機能があり、「スペシャルボタン」を使用することでハイチャンスやプレミアムな演出が実現されます。これにより、ボーナス成立時の演出画面を特別仕様に変更できるのです。ただし、ベットによってキャンセルが可能で、その場合は通常の戦闘演出が始まります。

演出の進行

ゲームの進行では、リオが「カジノスクエア」から「オーエド」「チャイナタウン」「ウエスタンバーツ」などを移動し、それぞれのステージにおいてライバルと対決します。対決に勝利することでボーナスが確定し、ステージ間の移動順の法則が崩れると、ボーナス成立の期待が高まります。

このように『リオパラダイス』は、キャラクターの存在感を大切にしつつ魅力的な演出やゲームシステムを取り入れた大変楽しさ溢れるパチスロ機です。

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