ル・トーア東亜美容専門学校

ル・トーア東亜美容専門学校の概要

ル・トーア東亜美容専門学校は、学校法人藤井学園が運営する、大阪市天王寺区に位置する歴史ある美容専門学校です。70年以上にわたる伝統と革新的な教育で、美容業界を牽引する存在として知られています。近鉄・JR・OSAKA Metro鶴橋駅からアクセス可能です。

この専門学校の特徴は、コース選択制を設けず、学生全員がヘアスタイリング、メイクアップ、ネイルアート、エステティック、着付け、アイラッシュエクステンション、色彩学、アロマテラピー、デッサンなど、美に関する多岐にわたる分野を包括的に学ぶ点にあります。性別を問わず、幅広いスキルを習得できるカリキュラムが用意されています。

充実の教育環境と歴史

ル・トーア東亜美容専門学校は、1946年、藤井静夫・千代夫妻によって『東亜美容講習所』として設立されました。その後、『東亜美容学校』『東亜高等美容学校』と改称を経て、1986年に現在の校名となりました。

長年にわたり、美容教育の向上に尽力し、数々の実績を残しています。1969年には校費留学生の派遣を開始し、国際的な視野を持つ人材育成にも取り組んでいます。1973年には学校直営サロン『エレガントハウス・フジイ』を開設し、現役美容師による実践的な授業をいち早く導入しました。さらに、ヨーロッパ美容研修旅行や、2年制一貫教育課程『Le TOA PROSコース』の開始など、常に時代のニーズに対応した教育体制を構築してきました。

1990年には、世界的な美容組織CAT（セー・アー・テー）の美容・理容世界大会を日本に誘致。ヨーロッパ以外での開催は初めてであり、国際的な注目を集めました。同年、藤井妙子校長がパリに直営サロン『SALON DE COIFFURE TAEKO FUJII』を開設するなど、国際的な活動も積極的に展開しています。

1998年には、ル・トーアが提唱した『2年制一貫教育』が業界標準となりました。1999年には、先進的な設備を備えた『ANNEXE』、2006年には新校舎『Neo』が竣工するなど、教育環境の整備にも力を入れています。また、CMC世界大会の日本誘致や、HCF（Haute Coiffure Francaise）日本チームの国際的な活躍など、美容業界全体への貢献も著しいです。

著名な卒業生

ル・トーア東亜美容専門学校は、数々の著名な卒業生を輩出しています。その中には、ダンス＆ボーカルグループTRFのYU-KI氏も含まれます。

まとめ

ル・トーア東亜美容専門学校は、70年以上の歴史と実績を誇る、質の高い美容教育を提供する学校です。実践的な教育、充実した設備、国際的な活動を通して、学生は確かな技術と広い視野を身につけ、将来の美容業界を担う人材へと成長します。幅広い美容分野を学びたい方、国際的な舞台を目指したい方にとって、最適な環境が整っています。

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