一杉佳澄

一杉佳澄さんプロフィール

一杉佳澄(ひとすぎ かすみ)さんは、日本の女性声優です。静岡県出身で、アーツビジョンに所属しています。日本ナレーション演技研究所を卒業後、数々のアニメ、ゲーム、吹き替え作品に出演し、活躍の幅を広げています。

経歴と人物像

穏やかな話し方と、幅広い役柄をこなせる高い演技力が魅力の一杉さん。趣味は読書、旅行、食べ歩きと多岐に渡り、合気道や陶芸といった武道・芸術にも造詣が深い一面も持ち合わせています。これらの多様な経験が、声優としての表現の豊かさに繋がっていると言えるでしょう。

出演作品

一杉さんの出演作品は実に多岐に渡ります。アニメでは、メインキャラクターから脇役まで幅広い役柄を演じ、作品に深みを与えています。代表的な作品には、『パパのいうことを聞きなさい!』、『団地ともお』、『ツキウタ。THE ANIMATION2』などがあります。特に『団地ともお』では、複数のキャラクターを演じ分ける高い演技力が評価されました。

ゲームにおいても、数々の作品に出演し、個性豊かなキャラクターを演じています。代表作として、『WHITE ALBUM2 幸せの向こう側』、『妖怪百姫たん!』、『ザクセスヘブン』、『ミリ姫大戦 −Militärische Mädchen−』などがあります。これらの作品では、可愛らしいキャラクターから、クールで大人びたキャラクターまで、幅広い役柄を見事に演じきっています。

吹き替えの分野でも活躍しており、ハリウッド映画や海外ドラマなどで、数多くのキャラクターの声を担当しています。映画では『エクスポーズ　暗闇の迷宮』、『エンジェル ウォーズ』、『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』など、海外ドラマでは『クリミナル・マインド』シリーズ、『ゴースト〜天国からのささやき』、『REIGN/クイーン・メアリー|REIGN_クイーン・メアリー』などに出演。様々なキャラクターを違和感なく演じ、作品の世界観をより一層豊かに彩っています。

さらに、ドラマCDや舞台、ボイスオーバー、テレビCMなど、声優としての活動は多方面に広がっています。その活動の幅広さは、一杉さんの高い演技力と、作品への真摯な姿勢を示しています。

アニメ作品一覧(抜粋)

2011年：魔乳秘剣帖（後家）
2012年：デュエル・マスターズ ビクトリーV（山本・エレガンス・久美子）、パパのいうことを聞きなさい!（飯島真弓）
2013年 - 2015年：団地ともお（葉山より子、上野の妻、根津敦子）
2019年：ブギーポップは笑わない（来生真希子の母）
2020年：ツキウタ。THE ANIMATION2（拓植美樹）

ゲーム作品一覧(抜粋)

2006年：étude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜（山田まゆ）
2012年：24時の鐘とシンデレラ〜Halloween Wedding〜、タイムトラベラーズ、WHITE ALBUM2 幸せの向こう側（清水小百合）、わグルま!（カーミラ）
2014年：真・三國無双7（エディット音声）、マジカ★マジカ（絵本燕）、妖怪百姫たん!（清姫、牛鬼）
2015年：ザクセスヘブン（野々村秋奈、小畠希有子）、STELLA GLOW（ローザ 他）、姫王と最後の騎士団（プリシラ、アマギ）、ミリ姫大戦 −Militärische Mädchen−（ブルダ、ヴァール）
2016年：アルテイルクロニクル（アリエーテ、アルミラル、ロザンナ、コリーナ）
2017年：誰ガ為のアルケミスト（アイシャ）、タワーオブプリンセス（エルヴィーネ、ドーリス）
2019年：クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ（ルシーニア・レメディ）

吹き替え作品一覧(抜粋)

映画：エクスポーズ 暗闇の迷宮（イサベル）、エンジェル ウォーズ（ベイビードールの妹）、ティンカー・ベルと流れ星の伝説（チェイス）、5デイズ（ミリアム・アイズナー）、ホステル3（ケンドラ）
ドラマ：クリミナル・マインド FBI行動分析課、ゴースト 〜天国からのささやき、REIGN/クイーン・メアリー|REIGN_クイーン・メアリー、BONES 骨は語る

まとめ

一杉佳澄さんは、アニメ、ゲーム、吹き替えと、多様な分野で活躍する実力派声優です。その幅広い演技力と表現力は、多くの作品に彩りを与え、視聴者・プレイヤーを魅了し続けています。今後の活躍にも期待が高まります。

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