七ヶ浜サッカースタジアム

七ヶ浜サッカースタジアムについて

七ヶ浜サッカースタジアム（しちがはまサッカースタジアム）は、宮城県七ヶ浜町に位置する町営の専用サッカースタジアムであり、総合スポーツセンター内に設置されています。このスタジアムは、1998年に完成し、2001年に行われた新世紀・みやぎ国体でサッカー競技の会場として活躍しました。

概要

七ヶ浜サッカースタジアムの収容人数は約2300人で、照明設備は設けられていませんが、スコアボードは得点表示のみのパネル式となっています。かつては、JFLに所属するソニー仙台FCの準本拠地として利用されていましたが、リーグの規定によりピッチが人工芝に変更されたため、2016年からは使用されなくなりました。その後、東北リーグや宮城県リーグの試合などには引き続き使用されています。

2017年3月には、ピッチがロングパイル人工芝に張り替えられました。これは、現在のサッカー競技における基準に適合した形となり、今後の利用促進につながることが期待されています。

アクセス

スタジアムへのアクセスは、JR仙石線の下馬駅または本塩釜駅で下車後、七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」に乗り換え、「生涯学習センター前」で降車するルートが一般的です。運賃は300円で、所要時間は約40分となっています。

その他の利用状況

Jリーグのベガルタ仙台は、泉サッカー場などで芝生の育成ができなかった際、数回にわたり七ヶ浜サッカースタジアムを練習場として利用していましたが、最近ではほとんどこのスタジアムでの練習が行われていないようです。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、周囲の地域ががれきの集積場として利用され、その年のJFLを含む七ヶ浜でのサッカー試合は開催できなくなりました。しかし、2012年のJFL第4節からはソニー仙台が公式戦での使用を再開しており、徐々に地域のサッカー活動も復活してきているといえるでしょう。

総括

七ヶ浜サッカースタジアムは、その歴史や地域における役割から、今後も多様なサッカー活動の場として引き続き貢献していくことでしょう。地域のサッカー振興にも寄与する存在として、周辺のスポーツ活動とともに成長していくことが期待されています。

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