三井住友海上しらかわホール

三井住友海上しらかわホールは、愛知県名古屋市中区に位置していたコンサートホールです。1994年（平成6年）に住友海上が創立100周年を迎えたことを記念して、伏見の地に建設されました。当初は「しらかわホール」という名称で親しまれていましたが、2009年（平成21年）4月1日に開館15周年を迎えるにあたり、「三井住友海上しらかわホール」へと名称が変更されました。

開館以来、このホールは名古屋市を代表する中規模コンサートホールとして、国内外の一流演奏家による公演を数多く開催してきました。プロの演奏家だけでなく、アマチュアの音楽家にも広く利用され、クラシック音楽を中心に、様々なジャンルのコンサートが行われてきました。地域における音楽文化の発展に大きく貢献し、多くの音楽ファンにとってかけがえのない場所となっていました。

しかし、開館から30年が経過し、施設の老朽化や経営状況、維持費の問題などを考慮した結果、2024年（令和6年）2月29日をもって閉館することが決定されました。長年にわたり、数多くの音楽ファンに愛されてきたホールがその歴史に幕を閉じることになり、多くの人々から惜しむ声が上がっています。

施設概要

客席数: 700席
1階席: 428席 (可動席および車いすスペース7席を含む)
2階席: 272席
舞台:
間口: 14.9m
奥行: 9.0m
天井高: 14.0m

その他

公式ウェブサイトは、閉館に伴い閉鎖されています。

閉館後、ホールは解体される予定です。この場所は、多くの音楽と感動を生み出した場所として、人々の記憶に長く残ることでしょう。

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