三瓶由布子

三瓶由布子について

三瓶由布子（さんぺい ゆうこ、1986年2月28日 - ）は、日本の声優および女優で、アクセルワンに所属する東京都出身のアーティストです。彼女は現在2児の母であり、家庭と仕事を両立させながら活躍しています。代表作には『だぁ!だぁ!だぁ!』の西遠寺彷徨、『エウレカセブン』のレントン・サーストン、『Yes!プリキュア5』の夢原のぞみ / キュアドリームなどがあります。これらの役により、幅広い世代に知られる存在となっています。

略歴

三瓶は、小学校時代に学芸会の経験から演劇に興味を持ち、家の近くの劇団若草附属養成所で演技を学び始めました。そして、小学校5年生の時に劇団若草に通い始め、舞台に立ちました。中学2年生のとき、彼女はテレビアニメ『だぁ!だぁ!だぁ!』に出演し、声優デビューを果たしました。このとき、彼女の年齢はキャラクターと同じであり、デビュー後は少年役を中心に演じました。2005年には『交響詩篇エウレカセブン』で初の主演を務め、同作では名塚佳織と共に広告ラジオのメインパーソナリティーにも挑戦しました。2006年には、『桜蘭高校ホスト部』で初めての女性キャラクターとして名前付きの役を演じ、2007年には『Yes!プリキュア5』で自身初の女性主人公を務め、多くのファンの支持を受けるようになりました。

彼女は、2007年5月に劇団若草を辞め、その後フリーで活動していたが、同年11月にぷろだくしょんバオバブに所属しました。東京工芸大学芸術学部写真学科を卒業し、2011年10月にバオバブからアクセルワンに移籍しました。移籍後初の主役は、2012年の『エリアの騎士』での逢沢駆役です。

三瓶は、2013年に一般男性と結婚し、その2年後には第一子、そしてさらに2年後には第二子を出産しました。育児と仕事の両立を行いながら、2019年には声優アワード主演女優賞を受賞しました。

2021年には、彼女が新型コロナウイルスに感染したことが報告されましたが、無事に健康観察期間を終えて仕事に復帰しています。

人物・嗜好

声優としての活動を通じて、三瓶は様々な役を演じてきましたが、特に『交響詩篇エウレカセブン』までは少年役を多く担当していました。その後は多様な女性キャラクターを演じるようになり、特に悪役や正義の味方など、様々な役に挑戦していることを楽しんでいると語ります。特技にはスキーやスノーボードがあり、趣味として読書や雑貨屋巡り、インターネットを楽しんでいるようです。また、黄色いアヒルのキャラクターを愛しており、グッズを多数収集している他、同キャラクターがプリントされた服を持つなど、お気に入りの存在になっています。

交友関係

三瓶は、劇団若草時代からの友人である小清水亜美や平田真菜とは非常に親しい関係を築いており、彼女たちと「±（ぷら）ふぃに」というユニットを結成しています。また、彼女の声優デビュー作で共演したかないみかに可愛がられ、尊敬する後輩である伊瀬茉莉也からもリスペクトされている存在です。

三瓶由布子は、長年にわたって日本のアニメ界で多岐にわたる役を演じ、活躍を続ける声優であり、今後のさらなる成長と活躍が期待されています。

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