上沢駅

上沢駅の概要

上沢駅（かみさわえき）は、兵庫県神戸市兵庫区に位置する神戸市営地下鉄西神・山手線の駅です。この駅は、駅番号がS07であり、イメージテーマとして桜が掲げられています。

歴史

上沢駅は1983年6月17日に開業しました。その後、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災により一時利用が停止しました。震災から約1か月後の2月16日には列車の運行が再開されたものの、一時的に当駅は通過される状況が続きました。最終的には、3月31日に正式に営業を再開しました。これらの出来事は、駅の歴史において重要な転機を意味しています。

駅構造

この駅は、地下駅であり、地下1階にはコンコースや改札があります。また、地下2階にはプラットホームが設けられており、プラットホームは島式1面2線です。この構造は、利便性を重視した設計と言えるでしょう。

ダイヤ

上沢駅は、上下とも毎時8本の列車が運行されています。多くの人々が利用する時間帯に対応し、利便性を向上させるダイヤが組まれています。

利用状況

2022年度のデータによると、上沢駅の1日平均乗車人員は3,873人でした。西神・山手線の中で最も利用者が少ない駅ではありますが、最近のトレンドとして乗客数が増加していることが見受けられます。近年の乗車人員の推移は、利用者が駅を選ぶ理由に影響する要素となるでしょう。

駅周辺

上沢駅周辺は、主に住宅地が広がっており、飲食店も点在しています。周辺施設には、上沢通8丁目公園やエレガントマナースクールなどがあります。また、いくつかの高等学校や小学校も近くにあり、地域の教育の中心ともいえる存在です。特に、区域内には兵庫県立夢野台高等学校や神戸市立室内小学校などが位置し、多くの学生が通っています。

交通手段

また、周辺にはバス路線も整備されており、神戸市営バス9系統が地下鉄上沢駅前を通ります。交通の便が良いことが、地域の活性化に寄与していると考えられます。

映画ロケ

上沢駅は映画撮影の舞台としても利用されています。2001年には映画『GO』の撮影が行われるなど、神戸市交通局の協力を得て撮影現場として使用されました。また、映画『交渉人 真下正義』でも当駅のホームが重要なシーンに登場し、視覚的な価値を提供しています。

隣の駅

上沢駅の隣には、神戸市営地下鉄の湊川公園駅（S06）があり、その先には長田（長田神社前）駅（S08）があります。更に、駅番号を通じて他駅との便利なアクセスが可能です。

このように、上沢駅はその歴史や利用状況、周辺の教育施設、映画ロケ地としての役割など、多方面にわたって神戸市に貢献している駅です。

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