上西雄大

上西 雄大（ウエニシ ユウダイ）

上西雄大は、1964年生まれの日本の俳優及び映画監督で、映像劇団テンアンツに所属しています。彼のキャリアは舞台だけでなく、映画制作にも広がっており、近年の作品を通じて新たな表現を模索しています。彼の人生と業績は多岐にわたりますが、特に2012年に彼が設立した劇団テンアンツの活動が注目されています。

略歴

2012年上西は、劇団テンアンツを立ち上げ、2013年からは東京と大阪での定期公演を開始しました。この活動は、彼自身の芸能活動を基盤として、より多くの人々に彼の作品を届けることを目的としています。さらに、彼は2016年に短編集オムニバス映画『10匹の蟻』を制作することで、映画制作にも進出しました。この作品が好評であったことから、彼は2017年に映画『ひとくず』を発表し、劇場での公開にも成功しました。この作品以降、彼は精力的に映画制作に取り組んでおり、2020年には全国ロードショーが行われました。

その後、2020年に映像劇団テンアンツを「映画も舞台も制作する劇団」と改名し、更なる発展を目指します。2021年には、映画『ねばぎば 新世界』の全国公開を果たし、2022年には第50回記念公演として『ひとくず』の舞台化を行いました。この舞台では、連日たくさんの観客を集め、熱い思いを持って公演したことが強調されています。

仕事と受賞歴

上西は、その才能を舞台製作や映画監督としてだけではなく、多くの映画やテレビドラマにも出演しながら発揮しています。彼は映画『太秦ヤコペッティ』や『デスノート Light up the NEW world』など、多くの印象的な作品に出演しています。また、自らが脚本・演出を手がけた『恋する』にて、第4回賢島映画祭で助演男優賞を受賞するなど、その才能は高く評価されています。彼の作品『ひとくず』は、第12回ロンドン国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞するなど、高い評価を受けており、国内外で数々の賞を勝ち取っています。

特技・資格

上西は普通自動車免許、大型二輪免許、調理師免許を持っており、その多才さが伺えます。これらの資格が彼の多面的なアプローチに役立っていることでしょう。

映像劇団テンアンツ

上西は映像劇団テンアンツの主宰者として、様々な公演を通じて独自の芸術観を発信しています。彼の公演は、観客に強いメッセージを持った作品として楽しんでもらうことを目的としています。最近では、2023年に新作『コオロギからの手紙』や『ヌーのコインロッカーは使用禁止』などの公演を計画中です。これらの作品を通して、上西は日本の演劇や映画界に新しい風を吹き込むことを目指しているのです。

今後も彼の活躍から目が離せません。彼の作品や公演に触れることで、新たなインスピレーションを得ることができるでしょう。

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