中山麻紀子

中山 麻紀子

中山麻紀子（なかやま まきこ）は、1975年11月20日に千葉県で生まれた元チアリーダーであり、現在は多方面で活躍する教育者です。身長160cm、体重48kg、血液型はB型で、彼女のキャリアは大学時代から始まりました。

来歴

彼女は専修大学に在学中、チアリーディング部「BLASTS」に所属し、チアリーディングの基礎を学びました。大学3年生の時にはオレゴン州に留学し、オレゴン大学のDUCKSチアリーディングチームでアシスタントとして活動しました。この貴重な経験が、アメリカでのチアリーダー活動の土台となりました。

1999年にはオンワード樫山に入社し、Xリーグの「オンワードオークス」チアリーダーズに加入しました。その後、2001年にはチーム合併により新たに発足した「オンワードスカイラークス」チアリーダーズに参加します。

2002年4月には、NFLのワシントン・レッドスキンズのチアリーダーズオーディションに合格し、2003年から2004年シーズンまで活動しました。彼女はこの経験を通じて、ダンス技術だけでなく、リーダーシップやチームワークの重要性を学びました。これが後の教育活動に大きな影響を与えました。

2005年、彼女は日本の女の子たちにチアを通じた教育を行いたいという情熱から、CheeRing Schoolを設立します。このスクールの初校は湘南地域に開校され、全てのチーム名が「Golden Waves」と名付けられました。

2007年には、NFLのレッドスキンズチアリーダーディレクターであるStephanie Jojokianを招待し、CheeRingサマーキャンプを開催。このパートナーシップは10年以上にわたって続き、多くの若者たちに貴重な体験を提供しています。

2009年には、世界を「Ring（輪）」として繋げることをテーマにしたパフォーマンス発表会『CheeRing フェスタ』を発足させ、ネパール、コロンビア、コソボの大使館などと連携しながら毎年開催しています。

2010年には株式会社チアリングインターナショナルを設立し、2011年にはbjリーグ（当時）の千葉ジェッツの初代チアリーディングチーム「STAR JETS」のディレクターを務めました。

最近の活動

中山麻紀子はさまざまな教育プログラムを提供し続けています。2013年には、CheeRing Schoolの8名を連れて、NFL公式試合でのピンクリボン活動のハーフタイムショーに出演しました。こちらは多くのアメリカ人中高生チアリーダーと共演し、大変注目を集めました。

さらに、東アフリカのウガンダに井戸を建設するための寄付活動にも積極的に関わり、2014年には在日ウガンダ大使館に招聘されるなど、国際的な活動も行っています。

近年では、英語を体で学ぶプログラム「POPRing English」を開校し、2021年には幼児向けオンライン英語プログラム「Cheer in English」を開始しました。これにより、彼女の教育理念はさらに広がり、未来の世代へと引き継がれています。

中山麻紀子は現在もダンススクールCheeRing Schoolの校長として、全20校を監督し、教育とダンスを融合させた活動を展開しています。彼女の情熱と努力は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

もう一度検索